産婦人科にいた頃
尿検査は外来クラークのお仕事でした。
不妊治療の男性もこられるので
一日70人くらいの尿を検査することも。
まさに、尿検査部隊! (一人でやるんですけどね)
そこでは、尿を受付まで持ってきていただくシステム。
恥ずかしいですよね。
いまじゃ、考えられません。
完全なる、マンパワー式でした。
皆さん、なんとか尿を隠そうと必死で
持ってこられます。
トイレットペーパーを全体に巻いてみたり
受付のパンフレットを載せてみたり・・・。
あげく、
「○○さん、診察券を尿コップに載せないでくださいね・・・・」
採尿をお願いするときには
案外どれだけコップに入れていいか分からないものだろうと
「少しで結構です^^」
とお声をかけていたのですが
中間尿をとるタイミングがなかなか難しいのか
コップがビシャビシャだったり
(ふ、ふやけてる!コップが!!)
まるで
一杯飲み屋の熱燗みたいに
コップぎりぎり、並々とお持ちになることも・・・・・・。
わずかに表面張力で保たれた
危うい 尿の 盛り上がり・・・・・。
「おあずかりしますね」 と笑顔で受け取り、
そろそろと両手でかかえ
おえ~~~~という香りを無心にこらえ
テストペーパーを入れた瞬間・・・・。
ナイアガラ・・・・・・・( ; ゚Д゚)( ; ゚Д゚)( ; ゚Д゚)( ; ゚Д゚)( ; ゚Д゚)
一日延々尿検査ばかりしていると
アンモニアの匂いに酔ってしまうのか
たま~に
「いつかあふれそうな尿を飲んじゃうんじゃないか・・・」
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
と錯覚したことが、幾度となく・・・・・・。
本当に口つけちゃったら、怖いな・・・・・。