新人指導(後編)・・・尊重し、尊重してもらうために。 | ムニエル。

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医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

さあ、今までアナタは


アナタ日常の業務を

アナタなりに工夫し

きちんとこなし、



大切なスッタッフとして

評価され、ここまでやってきました。



患者さんからの評判も良く

同僚とも仲良く和気藹々。


まあ、少々我慢することもあって

ストレスもあるかもしれませんが・・・・・


それなりに、毎日楽しく仕事が出来ているでしょう。




そこに、 「新人さん」を指導する という


仕事があなたに課せられたことで



改めて


「アナタが評価される」側に立つことになるのです。



相手(新人さん)がどうあれ、


はじめの一歩は、大切。



迎える側も、迎えられる側も不安と緊張は同じです。



 ・ 笑顔

 ・ 声のトーン (顔だけ笑って、声が低いヒトは注意ね)

 ・ 目線 (相手の目をみてあげましょう)



そして、いざ指導に入ったとき 注意してほしいのが



「声に出ない、感情・想い」 です。



 1) こんなの常識、わかってるだろう。

 2) こんなのも、判んないのかな???

 3) 何回、言わすねん・・・・・



以上の感情が、言葉のニュアンスにでていないか、

そしてストレートに感情に出してしまってないか? 


を、チェック。


 (たとえ、そういう感情があっても、外に出さないのがプロ!)


経験が長いと、案外「新人の頃の気持ち」を


忘れてがちになってしまっているので、


「(相手は)何が分からないのか、理解できない」から


1) のような 「判っているだろう」 の思い込みが、起こります。




2)、3)は相手がかなり、傷つきます。(逆切れもあるかも)


その場の緊張をほぐす雰囲気作りで

発するのなら、むしろ効果的ではありますが

自信のない方は、控えましょう。




3)は特に、言った方にすれば


「いつ、何回まで言ったか」を事細かに覚えているモンですが



言われたほうは、案外「あれ、そういえば・・?」とか、


言われた覚えすらない、こともあります。



一生懸命説明しているのにメモをとってくれない姿に



ヽ(`Д´)ノ 「メモぐらい、とれよ!!」


ということもあるでしょうが、それなら



ヽ(´ー`)ノ 「メモ取ってくれる?私もちゃんと言えたか安心できるから」


と、言ってみましょう。


後々イライラするより、よっぽど美しい。




不安というマイナスのイメージは伝染するので

新人さんに抱かれてしまうと、

接するあなたの足を引っ張ることにもなりかねません。


イライラしてたら、変なミス、しちゃうでしょ?



忘れてはならないのは

余計なあなたのプライドではありません。




質の高い受付業務を、「チーム」として行うことで

結果としてそれをドクターやナースなどの従事者、

そして、患者さんに提供することです。




受付がピリピリしていると



患者さんにも「伝染」してしまうこと、お忘れなく・・・・。


とかく経験が長いと、何にしても「自分のテリトリー」にこだわりがち。


あなたはあなたが勝手に決めた「テリトリー」に苦しむのですか?



「レセプトや○○は私がやるから。特に教えないし、やってもらわなくていい」

という人がいますが、



職場全体の質を上げるには


知識を  「共有する」  ということも大切ですし、



まして、経験のある方が入ってこられたら

どんどんやっていただくべきだと思います。



案外、「あ、こんなやり方があるのね!」


    「これは解釈まちがいだった」


ということが、判るかもしれません。


今までやってきたことの復習にもなるので

結果、マイナスになんてならないでしょう?



新人さんが入ってくる・・・・。



こんなにいいチャンスは、ありません。

新人さんのいいところも取り入れられるし


「勉強させていただく」 チャンス!!




自分から相手を「尊重する」ことで

あなたも相手から「尊重して」もらうのです