返戻・・・・。
あ~やだやだ。
レセが終わって一息ついた今頃・・・・。
来るんですね(あれば)、返戻レセ&減点通知。
なんで返戻・減点だったかってことがすぐわかれば
いいんですけど
当院、減点レセは1枚も出さない努力はもうそれは、
鬼のよう・・・・・。
ですから、
めったとないんです。
今回のような、???の減点は。
どんなんだったかって言うと
① 在宅自己注射指導管理料を算定している患者様で
院外処方にて、マイクロファインプラスを
自己注射薬剤として処方している分が
「適応外」として、返戻された。
マイクロファインプラスというのは
自己注射をするための針なんですが
この方の場合、薬剤はヒューマカートが出てたんですね。
この、ヒューマカートのほかに、薬剤にはノボリンとかいろいろあって、
しかも針と一体型になったキットというのもあるんですが
どちらにしろ、マイクロファインプラスは
この場合必要であり、
院外処方になるわけなんです。
ちょっと難しく書いちゃいましたが、
とにかく「ありえない減点」をされたわけで。
ここ大事。
なんで「減点」か。
もやもやして本当に納得いかないと
嫌なんですよね。
すき~っと説明してもらうんだ!!
国保連合会のSさんにお電話をしました。
この方、私が医療事務になったころからの
知り合いで
本当に偉い(怖い方)なんですが
なおのこと、一番信頼の置ける方なんです。
親しくさせていただいているので
内線直通で電話をかけました。
「●●のyong-yuanです。」
「あら、おひさしぶりね。何?なんかあったの?」
=↑なんか文句でもあったの?
「そればですね、H17年3月から6月の減点なんですけど・・。」
「え?減点で?ちょとぉ、私あと少しで定年なんだから
ややこしいの、やめてよ~」
「Sさん、どうしてもお聞きしたくて・・・。よろしくお願いします。」
大抵の担当者さんは
「でしたら、再審査請求だしてくださいよ」で
終わってしまうんですが
Sさんは、ちょこっとこうして融通を利かせてくれます。
「それで、どんなの?」
「こうこうこうで・・・。なんでマイクロファインプラス減点なんですかね」
「ふ~ん。薬剤も投与してるんだよね?」
在宅自己注射指導管理料は
使用する薬剤(インシュリン)などの処方がない場合、
『前月残薬あり』などのコメントがないと
針だけの処方はできません。
(昔は注入加算300点というのがありましたが)
「はい。ただ単にマイクロファインプラスが減点で」
「なんでかなあ。これうちじゃなくて審査の先生がとめてるみたいよ」
やっぱり・・・・。
国保がこんな減点するわけないもんな・・・・。
「てことは・・・・」
「まちがいちゃうかなあ?間違えてるんやろうね。」
「でも、何の勘違いですかね?」
「注入加算があるときは良くあったのよねえ。
ディスポ針(使い捨て)は注入加算が取れなかったでしょ?
だから、マイクロファインプラスをディスポと間違えて、って減点が。
しかし、これは『適応外』だからねえ。いいわうちから聞いてみるし」
ああよかった。
再審査請求すれば半年かかるこの事案
早く済みそう・・・・。
各都道府県&保険者にこうして電話一本の
パイプがあると強い・・・。
1時間ほどしてすぐお返事がありました。
「あれね、審査の先生の勘違い。」
「やはりそうでしたか!で、どんな勘違いを・・・」
「血糖値測る試験紙(グルテストセンサー)と間違ったみたい」
わお・・・・・。
ですが『請求(算定不可)』でなくて『適応外』って書いてありましたよ・・・?
「それも、マルつけるとこまちごうたんやて。ごめんねえ。
来月分で復点しとくから。」
以上を院長に報告。
「そうか、すっきりしてよかったねえ。」
「解決しないと、気持ち悪いですから。
なんかこう、モヤモヤして。」
「そうかあ・・・。その気持ちわかるなあ。」
「一気になぞを解き明かすって感じです!
でも、どっと力が抜けちゃうんですよね・・・・。」
「・・・・たまってたのを我慢して我慢して
ここだって、時に一気にだしちゃうとねえ。
若い頃、思い出すんだよなあ・・・はっはっは!・・・」
院長、笑いながら去りました。
たまってたのって、何だろう。
便秘・・?かな?
「ちがうで~」
横で技師さんが一言。
「射精したときって、意味やろな。
女には、わからんわ。あの到達感っちゆ~かなんというか」
ななな、なんちゅ~~~~~!!
イクって、やつですか?
院長・・・・・ひどい・・・・。
私の神聖なレセへの一球入魂の姿勢を・・・。
ぐすり。
そこに、看護婦さんがNさんにチクリ。
「出せばいいってもんじゃないけどねえ。
男の自己満足もあるから。女は大変よ。ねえ、yong-yuansちゃん」
もう、みんなして汚さないで!!