オイタ大好き いっし~先生④ | ムニエル。

ムニエル。

医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

無事(?)日直勤務も終わり


婦長さんからの仕込みのあがったNさんと


いっし先生と4人で やってきました。




地元で評判の焼肉やさん。




「おれ、ビール」


「ワタシチュ~ハイにするわ。

先生とyong-yoanちゃんは?」



「・・・・・コーラでお願いします。」



先生はちょっとむすっとしてます。





こわいなあ。


ゆったり食べようと

掘りごたつのあるお部屋に案内された4人ですが、



席順が、やだ。



先生の顔を正面から見なくてすむように



斜め横あたりに座るつもりが



づんづん先生に押されて(無言で)


一番はしっこの、壁側・・・・・。





となりは、先生。



さっきからず~~~~っと、

ワタシの後ろ、腰あたりに手をついて

上半身をおもいっきり

後ろ方向にのけぞっています・・・。



次々運ばれていくお肉を

半ば拒食症並みに口に運びます。



(おいしくなあい・・・・)




味も何もわかんない。




そのうち、3人はだんだん盛り上がってきて

先生もほろ酔い。

さっきからの体勢も離れて。





(あ~よかった。先生ご機嫌みたいだ。)



チヂミの出てくる後半頃には4人で和気あいあい!




(お、おいしい~~~)




だんだん味がわかってきた。




と、Nさんがトイレへ。




ガラリとあいた扉から外の冷たい空気が入ってくる。




「先生、今日yong-yuanちゃんさそったでしょ」





げげげ!なんちゅ~ストレ~トなことを!!




『わたしがうまくやったげるからね♪』



あの笑顔は何やったの???




きまづい・・・・・・。




「おお?なに、何でしってるん?」




先生、普通やん。・・・・・大人って。



「そう違うかな~と思っただけです。相変わらずやねえ、先生」



なんか婦長さん、酔ってるのかな・・・・?



口調がいつもと違う気が・・・・・。




「いやいや、この子は違うよ、この子は。妹みたいなものだし、

実習生やからそんな変なことせんよ。なあ、yong-yuanちゃん」




「あ、はい・・・・」




「けなげに職員でもないのに日曜に実習してるから

いろいろはげましたろうと・・・・」


(うそつけ!)




ガチャン!!




いきなり婦長さんがコップをこぼしてしまい、

テーブルにビールの泡が。




こちら側の端まで



ぽたぽた零れ落ちてきた。




「あ、ごめんごめん、みんな汚れてない?」




婦長さん、素。




お絞りがたりなさそうだ。




「あ、わたしもらってきます!」



立ち上がろうとしたとき、一瞬いっし~先生からテレパシ~が



来た。




(いかんといて!)





いやいや、気を取り直してお絞りをとりに外へ。




すると、Nさんが居た。




「あれ、Nさ・・・・・・・」



(し~~~~~~っつ!)




(??なんですか?いまお絞りを・・・・・)





(ええねんええねん、ここにあるから)




Nさん、大量のお絞りを両手に。




(?どうゆうことですか?今・・・・)




(しってるしってる。いつもこうやなんて)




以下、Nさん談・・・。



婦長さんといっし~先生はもう長いお付き合いなのだとか。

もちろん、どちらも既婚。


始まりは先生がこの病院に赴任してきたときからだそうで、

初当直の日に、婦長さんと・・・・・になったとか(速攻やん!)


しかし、先生は手当たり次第にスタッフというスタッフ


女の子という女の子(上は50歳の看護助手さんまで!)


食べる食べる。


でも、婦長さんとは長いらしく


職員の間では婦長さんが笑って先生の武勇伝を聞いてあげる

ほどの中なんだとか。


ところが、今回私に声をかけたのが

気に入らなかったらしい。


実習生であるワタシはいわばよそ者。


唯一、婦長さんの監視下におけない人物として

以前からマークされていたらしく・・・・。



Nさんは、適当なところで外に出るよう指示を受けていたらしい・・・・。






(だからな、いまその話の最中してるんや)




Nさんと二人、聞き耳をたてる。




聞こえるのは婦長さんの泣き交じりの声と




先生の

「すまん、すまん、イテ、イテ」




(Nさん先生危害加えられてるみたいですよ)




ふふん、とNさん笑みをたたえ




(せやし、掘りごたつの焼肉やさんなねんて。



婦長さんが、先生のすねをず~~~っと蹴ってたん知らんかった?)





>さっきからず~~~~っと、

>ワタシの後ろ、腰あたりに手をついて

>上半身をおもいっきり

>後ろ方向にのけぞっています・・・。




ああ・・・・蹴られるの避けてたんだ・・・・。






以降、いっし~先生から誘われること無く

無事、実習を終えたのでした。