親子に血のつながりは関係ない。 | ダメママ・ダメなコ

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チャイルドカウンセラーの子育て

「義母と娘のブルース」を見直していました。

私はこのドラマが大好きです。

このドラマに出てくる人は皆、
誰かを想っているからです。

義母が娘に
「私は自分で子供を産まなくて良かったです。あなたのようないい子は絶対私から産まれてきません。」というセリフがあります。

私はこれを見て
ずっと思っていたことが
正しかったと確信しました。

親子に血の繋がりは関係ない。

よく「お腹を痛めた子」と言われますが

昔はそうだったのかもしれませんが
お腹を痛めたから愛するのではないと思います。

血が繋がっているからとか
親子が似ているとか、似ていないとか
そんな事はなんの意味もないと思います。

血が繋がっていても虐待し
縁を切り、殺し合います。

ならば血が繋がっていなくても
愛情はたしかにそこに生まれます。

血が繋がっているから
お互いを理解し合えるのではありません。

相手を想い、よく見ているから
相手のことがわかるのです。

相手を否定しないから
自分も許され、受け入れてもらえるのです。

絶対に血の繋がりは関係ありません。


私が今まで関わってきた子は
全員、我が子のように想っています。

我が子ではありませんが
我が子のようにいつも想っています。

ここは田舎なので
若い人たちは都会へと
行ってしまうことが多いです。

久しぶりに帰ってきた子が
会いに来てくれました。

小学生だった子は
もう立派な社会人になっています。

この子達に日本の将来をたくせることに
誇りを持っています。

「またいつでも会いに来てね。」

「困った時は連絡してね。」

主人も私もいつもこう言います。

「はい」とまっすぐ見つめる目は
頼もしさがあふれています。

社会に出て、困り事も抱えて

お互いに助け合っているそうです。

主人にとっても、私にとっても
とても大切な子達です。

もちろん、血はつながっていません。

でも、いつも想っています。

困った時は必ず助けます。

いつの日か

全ての子供に

こういう出逢いが起きることを祈ります。