今回ご紹介するのは、国産モーリスのW-65Sです。

ご覧の様に変な形のギターです。

 

 

このギターは1975~78年頃までのMorrisカタログに掲載されており、当時の定価は6万5千円でした。

トップはスプルース単板でサイド・バックはローズウッドのW-65Rと、

シカモア(楓の一種)W-65Sの2種類が用意されておりました。

写真はW-65Sです。

近年のカッタウェイとは違い、気持ち右肩がカットされているだけで、

あまり弾く際にメリットがあるとは思えません。

サウンドホールも奇をてらったのか、おむすび型です。

眺めていると、一つ目小僧がにらんでいるようですね。

音の方は、メイプルに近い固くて高音のキレがあり、弾いていて快い気持ちにさせてくれます。

しかし奇抜なスタイルが災いしたのか、現在探しても殆ど中古市場で見かけることができません。

世界遺産的なギターの1本です。

 


昔、酒飲みは塩を肴に酒を飲むというのを聞いたことがありました。
何もこの時代にそんなことしてる人は殆どいらっしゃらないと思います。
私は日本酒が結構な好みで、毎晩一合酒をあおって寝ることが習慣です。
先日甘口を売りにしている「柳澤酒造」さんの「桂川 本醸造 生 無濾過」を買って帰りました。
一口飲んで見ると、その甘さにびっくりしました。
こんな甘い酒を酒飲みが好むのかなあ?
そこで思い出した「塩を肴に飲む」を実践してみました。
指先にちょっと塩をつけて舐めてから、ぐい飲みで酒を口に含みますと、
今まで経験した事のない旨みが口に広がりました。
正に目からウロコとはこの事でしょう、甘口の酒には辛口の肴があうのですね。
ちなみにその後に醤油をペロッとやってみましたが、塩の感動は全くありませんでした。
50をとうに過ぎて、酒はまだまだ奥が深いです。


酒は甘口桂川
テイラーギターのレギュラーモデルの型式は非常に判りやすく、
100番~900番まで頭番号で材の仕様や装飾を区別するのが基本大系となっております。
また型式にはボディタイプにより枝番が決められており、
それぞれの数字がマーチン社のボディータイプをまねた構成となっております。
x10=ドレッドノート
x12=000
x14=OM
x15=ジャンボ
+Cはカタウェイタイプ
(レギュラーライン以外には別の型式も見られます)



812Cはバックにローズウッド単板を使用した000ボディーで、
カタウェイカットボディのテイラーでは売れ筋のモデルです。
そもそも000ボディは容積が少ない上に、カタウェイで更に容積は削られていますが、
つま弾いてみると豊かな低音が表現されていることに驚きを感じました。
トップのブレイシングがスキャロップされているのも、鳴りの一因なのでしょう。
最近若いミュージシャンにチョイスされているのが納得の鳴りです。