もともと山好きだった僕が


走ることに興味を持つことは


ごく自然なことなのかもしれません





登山にコースタイムがあるように


どれだけ早く登れるかが


健脚と言われる基準になります





早く登ろうとすれば


脚力が必要なのは火を見るより明らか





そこで僕がたどり着いたのが


三本目の脚を含めた脚力強化でした





早朝の走り込み


毎晩のしごき





努力はいつしか日課となり


日課は習慣となり


習慣は僕の脚力を


確実に強くしていきました





月日が経ち


スローだったリズムは早くなり


限界に達する時間は遅くなり





起伏に飛んだ双耳峰や


たおやかな稜線が魅力的な独立峰の最深部へ


長い時間をかけて辿り着けるように


なっていきました





僕はこれからも


長く深く山々と付き合っていけるよう





自身の身体と三本の脚を


鍛え続けていきたいと思っています





そこに二つの山と


一つの深い谷が


ある限りね…






※画像はイメージです