※動画はお借りしています





ヨルシカが好きです




時には少女のように儚く




時には舞台の上で

すべてを知り尽くした女優のように




時には酸いも甘いも抱きしめてきた

一人の淑女のように




一曲の中で

いくつもの表情を見せてくれる歌声




その透明さに

僕はいつも足を止めてしまいます




変幻自在のメロディー




景色まで浮かび上がってくる歌詞




聴くたびに違う空が広がって

違う季節の風が吹き抜けていく




今までたくさんの歌手に出会ってきました




好きになった曲も数え切れません




それでも

これほど一曲ごとに世界が変わるアーティストは

そう多くはない気がするのです




山を走る時も

いつものように音楽を流します




木漏れ日の中を駆け抜けていると




ふいにヨルシカが流れてくる




すると不思議なくらい

足が軽くなるんです




それはきっと




忘れていた夏の日を思い出したような




初恋の記憶が

胸の奥でそっと微笑んだような




少し切なくて




少し嬉しくて




胸の奥を

やさしい風が通り抜けていくような感覚




そんな感情が

身体の隅々まで流れていくからなのかもしれません




ヨルシカの歌声に背中を押され




ヨルシカのメロディーに呼吸を重ね




今日も僕は

山道を駆けていく




風より少しだけ速く




あの景色へ向かって






※画像はイメージです