新緑が美しい路を歩きたくなりました




歩き慣れた路も

季節が変われば趣が変わるように




僕の心持ちもまた

季節によって変わるみたいです




タイツの季節が終わりを迎え

ハイソックスが見頃を迎える季節となりました




すると

僕の第三の脚が

僕に語りかけるんです




「あちらのハイソックスが見たい」

「こちらのハイソックスが見たい」




と言った具合にね




僕は内なる声に抗う事はしません




長年の経験から

心の声

特に第三の心の機微には

敏感であれという




自分の中での掟のようなものが

出来上がっているんです




見慣れた路でも

見頃を迎えたハイソックスが

あちらこちらで華を添えることで




僕の心もまた

花が咲いたように明るくなるんです




五月病が持病の僕にとって

ハイソックスがもたらす安息効果は

もはや切っても切れない存在になっています




今日も新緑の路を歩きましたが




瞳を閉じれば

今日の美しい思い出と共に




色とりどりのハイソックスが

一面を埋め尽くす花園が

脳裏の奥へと広がっているんですよ・・

 

 

 

 

※画像はイメージです