和平さんが、よく時代の変革期、明治維新の志士にその姿勢を学ぶと良い、という話をされました。
吉田松陰が牢に入る時に、父親が松陰に言った言葉で、
「牢獄に入るということは未来万世に役立つために、しゃがむことだ」
というものがあるそうです。
西郷隆盛が、奄美大島の牢に入っていた時に、
「その歳月こそが、西郷にした」
「不遇の時代を腐らずに、どう過ごすかが、鍵である」
と、和平さんの言葉が心に遺ってます。
【竹田和平の花咲爺レター】より
「逆境」や「苦難」「試練」の時にどう過ごすか?
「根を張る」ことだと思います。
その時期に、「自分を磨く」「自分の人間性を高める」という行動が必要だと思います。
経営の神様である松下幸之助翁も「苦労は宝」「順境良し、逆境また良し。」という言葉を残しています。
歴史の中で偉大な方々は、「不遇の時代」に、しっかりと自分を見つめ、その命をどう使うか、自分を高めること、自分という人間をどう高めていくか、人間性や精神性をどう高めていくか、人の痛みをどう感じるか、などに心を使い、自分の内面と向き合い、来るべき時期に備えていたのでしょう!
現在のコロナで、逆境に置かれている方は多いと思いますが、是非とも先人の教えに学んで欲しいですね!