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今日は6/26木曜日、早くも明日で週末ですね?

さて、今日のテーマは、「気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57 」より「儲けない経営はクリエイティブ」です。

儲からない状況に陥った寺田本家 の寺田社長が、どん底の中で起死回生の旗印としたのは、「いかに儲けるかを捨てる」ことだったそうです。

そうなると、今までのやり方を改善というレベルでなく、イノベーションさせること、業界常識とされるビジネスモデル(儲けの方程式)を一旦捨てることからはじめたそうである。

つまり、「一番重要な顧客が求めている一番大切なことは何か?」を問い直すことから、「みんなに喜ばれるお酒を造ろう」ということで一からやりなおしたようである。聞くと当たり前のことである。実践できているかどうかが大切である。

ここに本当に大切な商売の原点がある。

「儲けない経営」とは、「儲け」をゴールとすることではなく、価値を問い直し、その実現のためのプロセスなどすべてをリ・デザインすることで、結果、新しいビジネスモデル(儲けの方程式)を創造する、きわめてクリエイティブなマネジメントです。

儲けは結果としてついてくるのです。

こんなことは長い間、経営したことがあれば、ほとんどの経営者が頭では理解していることである。ただ、真の理解かどうかが大きな分かれ目なのである。この理想を心から常にそう思って「志」を高く持って仕事をしているか、が重要なのである。客観的に自分を見れるかどうか、ですね?

ちなみに、経営思想家ピーター・F・ドラッガー も同じようなことをいっている。
人生も企業の経営も、その目的は社会に貢献奉仕することである。その貢献度に比例して、人も企業も存在価値が決まる。即ち、利益は経営の目的ではない。経営の結果であって、社会的貢献度を示す尺度に過ぎない。」

最近のニュースに出て来る経営者は、まさにこれと逆である。
反面教師?として、自ら肝に命じよう!

ありがとうございました
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