先日書いた記事に「仕事は味方 」というタイトルの記事あるが、立ち読みで半分ぐらい読んだと書いたが、さすがに著者に失礼と思ったので、買ってきて読んだ。
いっぱい書きたいことがあるのだが、私自身が常日頃気になっていることを挙げたいと思う。それは、仕事を前向きに捉えることが出来ない人達へ、どんなメッセージを発信すれば良いかを日々悩んでいるものです。
「多くの人が、仕事を信頼できなくなっています。
仕事を信頼できなくなっているために、仕事を自分の人生に生かせなくなっています。
仕事が与えてくれるものを、受け取れなくなっています。」
仕事が与えてくれるものが、報酬や給料だという小さい捉え方をすると、仕事をするのが苦痛になってしまうでしょう?
確かに仕事によって報酬をいただくことは当たり前ですが、それ以上に与えられるものがあるはずです。
仕事を達成する喜びや人に感謝される喜び、チームに属するという喜び、助け合って仕事をしているという喜び、人間関係が深まる喜び、仕事があるからこそ実感する休みの喜び、自己実現の喜び、そして自分自身を成長させてくれる喜びなどなど・・・。
こんなにいっぱいの喜びがあるはずなのに、これらを受けとめることが出来ない人が多くなっています。
これは日本が裕福すぎる欠陥かもしれません。
あることが当たり前になったから、自ら物事の本質を見出せないのだと思います。
私たち現代人は、子供の頃から与えられることが当たり前だし、大人になると仕事があるのが当たり前です。
仕事にありつけない国に行けば、仕事への貪欲さが違うはずです。
「人生の目的は、自分が成長して、自分自身を幸せにして、周囲を幸せにしていくこと。
仕事は、喜ばれること、幸せを商品に乗せて運ぶこと。関わる全ての人を幸せにすること。
そうやって考えると、仕事は、人生の目的を果たす為のパワフルなツール。」
「いい仕事とは、自分を成長させてくれる仕事。
なぜなら、成長と幸せはつながっているから。」
そうなのです。
人生の目的と仕事はつながっているのです。
つまり、仕事は人類を幸せにするためにやっているのです。
そして、自分自身の幸せも享受し、その幸せを自分が出来ることで、周囲を幸せにするのです。
それが仕事です。
時に、仕事は試練をもたらすことがあります。
お客様から叱られたり、トラブルが起きたりします。
何をやっても収益が上がらないこともあります。
この事象にはどんな意味があるでしょうか?
それは、「貴方の考え方や価値観、方法が違っていますよ!」と教えてくれているのです。
だから真剣に考え、改善するよう努力すれば良いのです。
一番大切なことは、お客様へ幸せを商品に乗せて届けられているかという自問自答です。
出来ていないとしたら、マインドの問題なのか、能力の問題なのか、適正の問題なのかを突き止め、改善していく必要があるでしょう!自ら改善できなければ、上司に相談すれば良いでしょう!
「日々変化、日々改善」そんな仕事をしていけば、必ずお客様へ幸せを届けられるようになりますから、ますます仕事が面白くなる循環が作れます。
そして、人生の大半を過ごす仕事の時間が面白くなれば、人生が面白いということにつながるはずです。
少しでもこの記事が読者の皆様のお役に立てることを願い書きました。
そして、この記事を書くきっかけを与えてくれた「仕事は味方 」の著者「浜口隆則」さんに感謝します。
ありがとうございました。
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