私が登録しているSNS「wizli 」の「経営学研究会 」というコミュニティに企業成長とは何か という問いかけが本日のテーマであった。
http://wizli.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=4895

参加しているみなさんの投稿を見ながら考えてみました。


企業の成長?
考えさせられますね?
何でしょう?


私は、弊社を取り巻く皆様(お客様・社員・株主・社会)が「幸せ」を感じ、共有できる環境づくりに全力を挙げて取り組むこと、どこまで行っても完成はありませんので、追求することだと思っています。


つまり、「企業の成長=価値の創造と共有により全てのステークホルダーが「幸せ」を感じられる理想郷に近づくこと」と捉えています。


そのために、利益を出すことは必須項目です。
利益を出せるしくみが出来たら、余剰金が生まれますから、それを利用し、ステークホルダーの方々に「幸せ」を与えていくために、その時々でバランスよく配分された投資をし、より「幸せ」の量を増やしていくことが重要です。


でも、ここで考えねばならないことがあります。


「幸せ」って何でしょう?
今より、良くなることでしょうか?

良くなる、というのは何を持って良くなるか?という問いには、人それぞれです。


お金や物は、生きていくためには必要で、それがないと生活が出来ない場合には、一番必要なものかもしれません。


しかしながら、普通に生活できている人には、お金や物よりも必要なものがあるような気がします。それは、自己実現や名誉や社会貢献できている実感などです。自己が成長している実感も重要です。人から認められる、重要な人と思われるという実感も幸せに繋がります。


「幸せ」は、お金や物だけではない、ということを実践している国があります。

(これまでもこの考え方は、当ブログに何度か書きましたが、再度登場です)


現在ブータンではGDP(国内総生産)ではなくGNH(国民総幸福量)を第一に掲げ、なんと国民の94%が幸せだと思っているそうです。
GDP(国内総生産)世界2位(今は違う?)の日本ですが、はたして国民の何パーセントが幸せだと答える事が出来るのだろう?


■ブータンに学ぶ幸福論――GDPよりGNH(国民総幸福量)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0711/27/news022.html


国も企業も人も、21世紀は、これを追及していくように思います。
それを与えられる企業が成長していると言えるのではないでしょうか?


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