最近、改めてビジネス書の名著である「7つの習慣―成功には原則があった! 」を読んでるのだが、第1の習慣である「主体性を発揮する」という考え方について書いてみる。

上記URLの多田野顧問のコラムにも「人生の主体となるには 」にも、同じようなことが書いてある。

つまり、「主体性を発揮する」には、自分以外の自分を持つ、自分を客体として見つめることが重要だそうである。

自分に埋没すれば、他者依存になりやすく、他社や周囲や環境に反応しやすく、良い事も悪い事もまともに反応するため、それまでに出来上がった自分のパラダイムに基づき、自己防衛的に反応してしまうようである。

この反応の前に自分を客観的に見る目を持つことが、長期的に見て、他者などの外部の環境に依存しない、影響されない判断力がつくようである。

確かに、他人の行動はよく見えるが、自分の行動はよく見えていないことがある。

よかれと思ってしたことが、そうではなかったりすることがある。

そんな時、自分を客体として見る目があれば、そうはならないだろう。

また、「主体性を発揮する」の本当の目的は、他者や環境のせいにしなくなることである。

私たちは、今まで生きてきた中で培った価値観と社会の価値観に影響されて生きている。

だからこそ、他人の意見に一喜一憂したり、会社の状況が悪くなれば落胆したりする。

依存している人は結果を他者に頼らなければならない。

そうではなく、自分の中に生きる目的の地図を持つことで、いちいち周囲の環境が変わったことで一喜一憂しないし、他人が悪いとか、政治が悪いとか言ったところで、自分自身の成長が果たせるわけではない。

他人や社会がどうあろうと、人を責める前に、まず自分の目的に向かって、自分を客観視し、精進することが「主体性を発揮する」習慣を身につけることが、長期にわたり、良い人生を送ることに繋がるということである。

ついつい私たちは景気が悪いとか、政治が悪いなどで、自分のことは棚に挙げて、批判してしまうことが多い。

ヒットラーに捕らえられても、どんな自由を束縛されても、自分の心だけは束縛されない、そこに真の自由を見た人のように、そんな状況に置かれても、自分の力で立てる力こそ、自立した人であり、真の成功が待っている。

自分の力で立った上で、人を引っ張っていけることが、真のリーダーであるようである。

真のリーダーたるには、外的な環境要因に惑わされることなく、客体として自分を見て、主体性を発揮し、まず自分の足で立たなければならない。

簡単なことではないが、日々客観的に自分を見つめる目を持ちたいと思う。


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