国民投票法が可決された!
まだまだ議論が出来ていない部分もあるという。
かなりあわてて採決したようである。
安部内閣の「美しい国」構想の最初の難関突破であろう。
今後、詳細を詰めて、手続きを踏みながら、憲法改正という流れであろう!
私は、憲法改正に賛成派である。
戦後、アメリカの統治下で作られた憲法が今の時代に合っているかどうか?疑問符がつく?
特に、国防に関しては、経済優先をするためアメリカに依存するようになったし、今後もすぐには独自の防衛は難しいと思う。
その前にやるべきこととして、先に解決するべきこととして、教育のあり方が重要であると思う。
今の教育に関しては、乱暴な言い方をすると、日本らしさが少ない。
まずここからである。
これがある程度解決したら、独立国家として国防のあり方に目を向ける必要がある。
でも、今の国民投票法→憲法改正は、国防の部分にかなりの人が目が行っているように思われる。
この点では危険と言わざるを得ない。
明日の日本を考えられる人が少ない今の教育では、国民投票といっても、本当に意味のある投票になるのだろうか?
非常に疑問を持つ。18歳以上であろうと、20歳であろうと、この議論は本質ではないと思われる。
今の日本が最優先でやらなければならないこと、それは「教育」、それも「日本国の教育」「先人の生き方を学ぶ教育」「温故知新の教育」これが最重要課題で、そこをないがしろにした国民投票→憲法改正は、戦略なき経営を戦術で補おうとしているようなものである。
将来の日本をどんな国にするのか?
ビジョンを掲げ、そのためにどんな戦略を行うのか?
その戦略部分が「どんな日本人」「日本人らしさ」の追求し、「美しい国」を作ろうとする日本人を増やしていくことが本当に重要な戦略ではないかと思う。
これだけ個人主義が横行する中、お互いを尊重する国=建国の理想=「和をもって尊しとなす」日本人が増えない限り、何をやっても根本解決にはならないのではないかと思う。
「公」に身を投じる美徳、武士道の精神、「君のために死ねる」、自分よりも他人を幸せにしようとする考え方、「個」と「公」の調和、そこが出来てこそ、将来に向かって”独立国家たる日本”が「美しい国」が少しづつ出来上がると思う、のは私だけでしょうか?
憲法改正を通して、他の党の揚げ足取りばかりでなく、協調しながら、そんな議論をして欲しい!
と切に願うばかりである。
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