アラカンの皆様、

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もう、きのうになってしまったけど

もしもの時の避難準備してる?

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水、レンチンご飯、簡易トイレ、
ランタン、伸縮自在のバケツ、
カップ麺、ウエットティッシュ、
手回し充電器、極太ろうそく、
カセットコンロ、それくらいは
納戸の奥にしまってあります。
 
 
 
戦争、自然災害、物価高、
食糧危機、エネルギー危機、
世界中が乱気流に突入していく。
備えたところで、あとは運だな
と、腹をくくるのも必要かなぁ。
 
 
さて、タイトルに上げた
桐島洋子さんと子供達の
合作の新刊を読みました。
自分の人生を振り返る本を
書いていたけど、途中から
認知症になって書けなくなって、
そのあとを
カレン、ノエル、ローリーの
3人の子供達がそれぞれから
見た母親のことを綴る。
そういう構成の本になっています。
 
 
 
私達が若い頃、”桐島洋子”と
いえば、最先端を走るキャリア女性でした。
アメリカ人との間に婚外子を3人生んで、
子供を預けてベトナム戦争の従軍記者に
なったり、もう破天荒このうえなし。
 
 
 
日本人とか女性とか、
枠をとっぱずした行動力と知性で
旺盛な執筆活動をして、
シニアになってからは
「林住期」と称してカナダで
洋子先生を慕う人達と
暮らすーそんな”男前な”生き方は
この人しかできないというような
One&Onlyな桐島洋子。
 
 
 
そんなバリバリキャリアの
知性派が認知症になっていた。
 
 
 
初めはカナダに住んでいる
ノエルが洋子さんと住み、
だんだんキツくなって
カレンとローリーに相談し、
三人三様のやり方で
認知症になった母親と
暮らすように。
 
 
 
私が印象に残ったのは、
「ローリーが一番自然体で
母親と過ごしているよね」
というようなことを
ノエルが言っていたこと。
 
 
女性二人はあれこれ先回りして、
心配したり気をもんだりで
結果、疲れてしまうんだけど
男子のローリーは、放任、
自然体でそんなに母親を
特別扱いしないんだそう。
 
 
そう、女性は気がついてしまって
最善を尽くそうとしすぎて
疲れて、最悪ぶち切れたり
しちゃうんだよねムキーゲッソリ
 
 
 
老母二人と付き合っていく上で
ちょっと参考になりました。
むやみに気を回すことなく、
むしろ鈍感力を使って、
適当&いい加減にやるのも必要。
 
 
 
特に認知症や長丁場の介護になると、
そうじゃないとやっていられないでしょう。
介護者が気分的に追い詰められたり、
イラモヤしたらいいことなし鉛筆
 
 
 
自分の生き方を貫いて、
ある意味子供達をそれに
従わせてきた桐島洋子さん。
 
 
どんなに聡明な女性でも
人生のしまい方は
計画通りにいくとは
限らないのですねぇ・・・
しみじみ
 
 
一日一日、良く生きよう。
照れ