今日は月のお話。


ホロスコープにおいて
月が象徴するのは普段の自分、私生活。
一番楽な状態、素顔が月で表されるのです。
つまり、ほっておくと月の性質ががっつり出ます。


普通、何座?っていう時は太陽のある星座を言うんだけど
太陽は意思的に自分が生きると発揮される天体。
よって仕事の場、社会に打ち出す自分という形で出てくる性質です。


仕事をしていない場合、配偶者にその役割を投影することもあるし
他の天体とからんでいないと、なかなかその力を出せなかったりします。


さて、今日もサンプルとして自分のホロスコープをば参照。
私の月は牡牛座、10ハウス。
10ハウスの月は主婦が肩書きにもなるといわれています。
今はそうだな~、安住しちゃってます。



牡牛の月を持つ女、しかしてその特徴とは・・・


牡牛座は固定宮、土の星座、女性宮。
保守、守り、安定を旨とするサインですから
変化は好みません。現状維持を旨とする。


12星座のトップ2、牡羊と牡牛は基本「自分」です。


牡羊座は活動宮だけあって、自分の思ったように行動する。
一方、牡牛座は不動宮、地の星座の特徴を発揮して
自分の好きなように環境を整えそれを所有する。


ぶっちゃけ、牡牛座月の女の喜びには他者はいらないかも。


そうね~ある牡牛座女の幸福な時間とはこんな感じ↓


肌さわりの良い上質なタオルケットにくるまって
ベルガモットのアロマオイルを焚きながら
濃~ぃくいれたイングリッシュブレックファストティーに
たっぷりのミルクを入れて飲みつつ
静かな雨の音を聞きながら
大好きなロバート・B・パーカーの「初秋」を
ゆっくり読む



ベルガモットがラベンダーになっても
紅茶がコーヒーになっても
雨音がショパンになっても(笑)
R.B.パーカーが篠田節子になってもいいんだけどね。


とにかく、五感すべてを自分好みにカスタマイズした空間が
あれば他の人はいらんのよ(あ、言ってしまった!)
他の人のリズムや存在自体がノイズになる。
マイ・スペース、邪魔しないでって感じ。


とここまで言うと極端ですが、まあそういうタイプです。


じゃあ牡牛座の180度反対側にある蠍座さんの月はどうなる?


ご推察どおり、他者が絶対必要です。
自分と異なる他者との一体融合を目指すのが蠍座のテーマ。
牡牛月の女から言わせると・・・ちょっとウザイです。
しつこいです。あきらめが悪いです。そして甘えん坊さんです。



占星術の深さというか面白いところとして「成熟していないサインは
180度反対側のサインに影響される」そうでして、簡単に言うと
牡牛の月を使いこなしていないと、逆に蠍の月の悪いパターンを
やってしまう。


いやあ、占星術は一筋縄どころかメビウスの輪?
表は裏で裏は表、裏がないなら「うらないー占い」ってオチませんでしたダウン



自然にしておくと、形状記憶のように月の性質が
出てしまう。だらけたときの自分、振り返ってみてください。



気になる人がいるときは、その人の「月の星座」
を押さえておくと、彼/彼女が何をしていると心地よいのかわかりますよ~恋の矢
これ大事。