紙の保険証を廃止し、マイナンバーカードへ一体化させること。
顔写真がつくから身分証明書代わりになる→顔写真と見比べて、目の前にいる人物とあまりにも違えば、気づきそうなもの。氏名と生年月日だけの確認だけなら、「なりすまし」も容易だろう。
たとえば、暗証番号を3回打ち間違えたとか、自分で入力できない人は代わりに入力してもらえるのだろうか?
また、いろんな情報と紐づけるのは人が行うアナログな作業。入力者の間違いがあまりにも多かったから不信感を招いてしまった。カードの発行枚数が多くても、実際の利用率が低いのはなぜかと聞き取り調査を行うとのことだが、公務員やその家族の利用率ですら低いというのだから、理由を探らなくても分かりそうなものだろうに。
何でもかんでもデジタル化すればよいものでもないし、やるなら、たとえ、ヒューマンエラーであっても、二重、三重チェックするくらいの厳重さだとか、最終的に利用する人の気持ちになってシステムを考えなければ意味はないと思う。
効率化を求める一方で、それをうまく稼働するように考えるのは人間なのだ。うまく稼働出来てあたりまえ、機械を使うのだから。稼働し始めるまでに、どれだけ手を抜かず、ミスをなくすようにすることが肝要ではないか。