「セニアカー」にあって「電動車いす」にはない、あったらいいなと思うもの | 思い、伝われ

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これまで9年間にわたり、『よねちゃんのつれづれ便り』というタイトルで思いを綴ってきましたが、この度リニューアル致しました。よろしくお願いいたします。

数日前、高齢者の方が乗っていらっしゃることの多いセニアカーの新聞広告にふと目をやると、「カーブの前では減速する機能」だとか「バックする時には声でお知らせしてくれる機能」があると知り、屋内屋外問わず使う電動車いすと、屋外で使用することが多いであろうセニアカーの違いはあるけれど、位置づけは同じ「電動車いす」なのに、ずいぶん便利な機能が搭載されているなと思った。


電動車いすでも、曲がり角の前では操作レバーを指先を微妙に動かしてスピード調整したりしている(最初のうちは思った以上にスピード感覚をつかむことが難しかった)し、バックさせるのにも後ろを振り返ることは難しい上、なおかつ、車のように、バックする時に、警告音が出るわけではないし、周りも急に下がってくることを想像出来ない時もあるだろうから、こちらが思っている以上に怖いと感じているかもしれないからと、操作するほうも、そろりそろりと動くほかない。


ふだんから、自分自身も安全であり、相手がいるかもしれないと推測しながら、操作している部分も少なくないため、電動車いすにもセニアカーと同じように、安心して操作出来ることが前提で、なおかつ、周囲にも電動車いすの動きを知らせる機能があったならとてもありがたいと思う。