追兎・北急JV 自動運転レイアウトを作る(27)魅惑の車止め自作 | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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 車止めの自作は憧れでした。小さい頃から車止め大好き。

 終端で万が一オーバーランしてしまった列車をできるだけ安全に止めるダンパーとか、そういう構造が面白く思えたのです。



 これは小田急新宿駅の終端ホームの車止め。車止めまでロマンスカーカラー。

 ダンパーがあるけど、小ぶりになっている。



 小さいので列車の先頭の足回りまでよく見える。特に小田急新宿駅特急ホームはカフェから列車を魅せる趣向のために小さく、見た目も良いこの形の車止めのようだ。なにげにロゴが凛々しい。

 というわけで、私も作ってみます。

 まず、作っても実際模型の場合オーバーランがありえるので、それで壊れないように、でも雰囲気が出るように作りこんでみます。



 KATO複線スラブレールをぶった切って作った単線スラブレール。



 構造を研究。上が既製品、KATOの普通の車止め。でかい。

 下がちょっと思いつきでKATOの単線架線柱の高架用架線柱台を加工してネジ止めしたもの。これでもまあまあなのだが、もっと工夫したい。

 で、真ん中がレールに2つ穴を開けて、余りレールの金属部分をV字に曲げ、逆さにして建てたもの。小さくて良い。強度的にも十分。

 可愛そうだが車両をじっさい衝突させて性能を確認する。十分に止められるか、破損しないか、止めた時に車両が競合して跳ね上がらないか。

 十分と判断、真ん中の金属曲げの車止めにディテーリングしてみます。



 こんな感じ。右が来製品、左が自作。



 こんなかんじです。塗装後には注油禁止の表記やロゴも入れたい。



 レイアウトに仮置きしてみます。むむ、小さくて感じが個人的に気に入った。

 ちなみに駅舎も構造を見なおしています。別工程で作り込めるようにユニット化。



 魅せる終端部を目指したので、やはり効果あるかも。



 終端ホームの終端から。列車のお顔がよく見える。

 なんとなく、さあこれから乗って旅立つぞー!な感じが出たような気がする。



 改札から。この前に柵と自動改札機が並びます。



 望遠でちょっと圧縮。

 この図が見たくて、作ってるようなもんなんだよねえ。



 ちなみに天神社方面。





 かなりにぎやかになってきました。置いてある階段はトミーテックジオコレの歩道橋の階段を裏返してます。感じを見るために置いてあるだけです。

 でもちょっと悪巧みを少しし始めました。こういうこともできるかな?

 あとでやってみます。