終端で万が一オーバーランしてしまった列車をできるだけ安全に止めるダンパーとか、そういう構造が面白く思えたのです。
これは小田急新宿駅の終端ホームの車止め。車止めまでロマンスカーカラー。
ダンパーがあるけど、小ぶりになっている。
小さいので列車の先頭の足回りまでよく見える。特に小田急新宿駅特急ホームはカフェから列車を魅せる趣向のために小さく、見た目も良いこの形の車止めのようだ。なにげにロゴが凛々しい。
というわけで、私も作ってみます。
まず、作っても実際模型の場合オーバーランがありえるので、それで壊れないように、でも雰囲気が出るように作りこんでみます。
KATO複線スラブレールをぶった切って作った単線スラブレール。
構造を研究。上が既製品、KATOの普通の車止め。でかい。
下がちょっと思いつきでKATOの単線架線柱の高架用架線柱台を加工してネジ止めしたもの。これでもまあまあなのだが、もっと工夫したい。
で、真ん中がレールに2つ穴を開けて、余りレールの金属部分をV字に曲げ、逆さにして建てたもの。小さくて良い。強度的にも十分。
可愛そうだが車両をじっさい衝突させて性能を確認する。十分に止められるか、破損しないか、止めた時に車両が競合して跳ね上がらないか。
十分と判断、真ん中の金属曲げの車止めにディテーリングしてみます。
こんな感じ。右が来製品、左が自作。
こんなかんじです。塗装後には注油禁止の表記やロゴも入れたい。
レイアウトに仮置きしてみます。むむ、小さくて感じが個人的に気に入った。
ちなみに駅舎も構造を見なおしています。別工程で作り込めるようにユニット化。
終端ホームの終端から。列車のお顔がよく見える。
なんとなく、さあこれから乗って旅立つぞー!な感じが出たような気がする。
望遠でちょっと圧縮。
この図が見たくて、作ってるようなもんなんだよねえ。
ちなみに天神社方面。
かなりにぎやかになってきました。置いてある階段はトミーテックジオコレの歩道橋の階段を裏返してます。感じを見るために置いてあるだけです。
でもちょっと悪巧みを少しし始めました。こういうこともできるかな?
あとでやってみます。