追兎・北急JV 自動運転レイアウトを作る(26)小物の塗装をしてみる | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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 塗装って苦手なんですよー。

 と言いつつ作った小物を塗装。



 まず信号機。つや消しホワイトで塗って、背板の部分はつや消し黒に、柱などは軍艦色で。

 今回は缶スプレーと筆塗り併用です。ちなみに柱は真鍮製なのでプライマーを塗ってから軍艦色を塗ります。このプライマー、買ったの10年ぐらい前なんですが、いまだにちゃんと使えます。というかめったに出番がない。



 前から。チップLEDを付けるスペースは作ってありますが、つけるのは別工程。まずこれはプロトタイプということでプロポーションだけ見ます。

 この後姿が欲しかったのです。

 微妙に調整していきますが、だいたいこんなかんじかな。後でハシゴが曲がるとかっこ悪いので0.3mm真鍮線で補強。



 終端架線柱も塗装。塗装する時、スプレー缶だと含まれてる溶剤がゴム系接着剤を侵食しちゃうのね。根本の接着が溶けて倒れて難儀しました。
 まあ、今日は晴れていたのですぐ乾いて無事。

 仕上がり的にはやや満足。片方は夜中にネコが遊んで口にくわえていて、修復したのだけど少し曲がってる。気になるけど、まあ仕方がない。



 信号機、終端架線柱。向こうの門型複線架線柱はKATOの既成品。

 こうやっていろいろ林立してるだけで、ご飯2杯はイケます。どっかおかしいけど、こういうの大好き。

 架線を張るためのピストンシリンダ状の終端部にうまく灰色が乗ってくれて嬉しい限り。これがやりたかったのです。


 信号機をレイアウトにおいてみる。左は参考に置いたTOMIXの既成品信号機。ベースから外して立てておいてあるので傾いている。右が作った自作信号機。



 やっぱりこの後姿に憧れたのです。

 原価的にはクラフトロボと手工作なので材料費は紙と真鍮棒代。あとはチップLEDを配線するだけ。手間代を考えなければ値段的には1本500円以下だろうと思う。コスパ最強。

 貧乏な我が北急電鉄にはとてもありがたいものとなりました。