おやすみ前のツイート8月13日 | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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流浪のプログレSF小説家・米田淳一の公式ブログ

起き抜けの嫁に日本で誰も語らないやましい沈黙の話を一席して怒られた。嫁には済まないが、でも今の財政再建と成長戦略とか言ってる連中、戦中の南方に油はいくらでもあるとか拓け満蒙と言ってた連中と何も変わらないんだけどな。そんなにまた焼け野原やりたいのかと私的に絶望。
posted at 02:41:07


自分の分野が衰退分野です、縮減されたいですと思う人間はプロではないだろう。逆にどうやっても成長戦略を思い描いてしまうのがプロだろう。でもそれをすべて叶えるほど日本は金持ちでは既にない。それがこの晒し上げ的円高なんだと気づこうよいい加減。もうこの国、今の論理じゃ成長なんてないよ。
posted at 02:44:27


金がないからできないんだという奴は金があっても出来ない奴だと阪急の創業者が言ってたが、今の日本金がない金がないでお互いに引っ張り合ってるけど、そのもとの独法っておかしくないか? 儲けたら儲け過ぎって言われる法人が健全なはずがない。儲けることをあまりにもバカにしてやいないか。
posted at 02:46:39


公益だから儲け過ぎちゃいけない、なんて公に名を借りた社会主義じゃないか。それに何でも社会問題にするのはもうやめようよ。社会で解決って役人が増えるだけだし、増やさないなら臨時職員を増やすだけだ。そんなの社会的解決じゃなくて単におねだりじゃないか。自分でできることは自分でやろうよ。
posted at 02:50:50


成長分野に投資なんて金ははじめから「無い」。役人とその類の傲慢。「博打の当たりくじに重点投資を」と言っているのと同じ。開発研究なんてバクチに決まってる。その博打をよりによって経営センスから離れた政治や役人が決めるなんて計画経済、社会主義だ。傲慢にもほどがある。
posted at 02:56:16


社会主義批判をするとすぐセイフティネットなんていいだすけどそれもFAQで、余裕のないまま歳だけ取らせて行き場をなくした人々の世話に投資するか、余裕を少し与えて行き場を失わない程度にスキルを身につけさせるのとどっちが国としての損得かの経営マターで、バラマキとは全然ちがうものだ。
posted at 03:00:52


経営センスが国政に必要なのに与野党こぞっておねだり合戦。バランスシートはいつ出来るのか。考えると財務経済当局で陸海軍みたいにお互いの数字を隠しあったまま腹を探り合って、海外と闘いながら国内でも戦ってる太平洋戦争と同じ図式じゃないか。突然国債900兆なんて言い出すのも酷似。
posted at 03:05:28


国債は日本人が持っているから大丈夫? 爺婆が持ってるだけだよ。じきに相続で処分するはめになってそれを買うのは外国人じゃないか。それとも我々若中年がそれを買い支える? そんな余力があったら国債発行しないですむ税収があるはずだ。矛盾している。もう日本は買い叩かれるルート決定じゃん。
posted at 03:09:48


財政再建も総理が財務相時代に国債会議で阿呆あつかいされたショックで言い出したことだけど、もう90年代からええじゃないかをするしかないと予期されていた路線をなぞって衝突寸前。回避不能だ。未来へ投資? 我々があきらめなければ代わりに世界があきらめさせてくれるよ。国際社会なめんな。
posted at 03:15:28


昔の大株安を当時の55年体制政治への不信任と言ったけど、今の円高は日本政治への国際的な不信任、吊し上げだ。もうええじゃないかする体力もない。それなのに鎖国しているような政治左右論争。それどころじゃない。サイバラだって言ってるじゃないか。底って割れるんだね、って。ほんと割れるよ。
posted at 03:23:03


個人の次元では円高デフレを利用して生活防衛と自身への投資して、地域レベルでおねだり脱却に動いているけど、国政になるともう空しくなる。参政権だの国籍だのと騒いでも、もう私の街じゃそんなもので防げないほど外国人入ってるよ。すでに結果が手段を正当化する段階に突入してるよ。
posted at 03:27:31


我々の守る国なんてもう既に地上に存在していない。あるのは幻想だけ。私は防衛力は否定しない。でもその防衛力のもと、国がすでにここまでガタガタでは絶望的になる。我々がいくら必要と言っても、それを買う金はもうないのだ。悲しいけど現実はそこまで悪化している。選択肢もない。
posted at 03:40:17


以降略す。もう今日は坂井三郎が零戦からガダルカナルの米大上陸船団を見たのと同じぐらいの衝撃だった。だからつい嫁に語ってしまった。嫁には迷惑をかけた。でもここまでひどい現状を見ると、吐き出さざるを得なくなる。もう勝負はついてしまった。もう負け方を考える余裕すらない。
posted at 03:46:27


嫁にこんな話をしてしまった。すまん嫁。まあ無事眠っているからいいけど、ほんと、毎週政党支持率なんか調べてる場合じゃない。そんなの胴と首を切り離されたのに絆創膏貼るようなものだ。そんなものに一喜一憂している場合ではない。そんな政治で解決できる点も無為に過ぎてしまった。
posted at 03:53:48


あと最後に。電子書籍情勢。なんとなく、活版からDTPに移行した時期に似てきた。敷居は下がるけど、その敷居をまたいだら、あとはよほどの幸運がなければ2冊目の出せないブラックリスト入り、という状況もまたDTP時代への変化と同じ。もう誰かが書いていたけど。革命はありえない。
posted at 03:59:04


というわけで、今日はこれで多分寝ると思う。クランシーの本に、もう勝てなくなっても、そのなかで負けない方法をそれでも探す自分を軍人だなと思うというシーンがあるが、私も前に向かう空挺作戦ではなく、後退戦を戦う歳になってしまったのかもしれない。浮世の事情と並行して。
posted at 04:04:45



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