つか、買わないで自分の小説いきなりePubにしてiPhoneで読んで喜ぶなんてどこまで自分スキーなのかと思いつつ、かといってよくわからないで突然買うのもどうかと思う要素もありで。
■簡易電子書籍ePubファイルの作り方
(自分用の備忘も兼ねているのでおーざっぱです)。
txtファイルの原稿を用意します。
整形したhtmlにします。
楽にやるならSigilというテキストエディタをダウンロードして、ブックビュー編集状態の画面にtxtファイルをコピーペーストするのが楽。適宜pタグを入れてくれるので割といい仕上がりになります。
sigil - Project Hosting on Google Code <http://code.google.com/p/sigil/ >
Sigilからデータをhtml形式で取り出します。
SigilはそのままでePub形式で保存するしかないのですが、Windows7(64bit)で使っているせいなのか、かなり細かく設定したePubが作れても、ターゲットとするビューアーStanzaでは全然文字化けして再現できません。ブックのタイトルすら再現できません。
これでは仕方がないので、Sigilをタグ編集モードにして、その編集画面のタグ表示をコピーして別のtxtエディタに移し、拡張子をhtmにします。
calibreというソフトのライブラリにhtmを読み込ませて、タグを編集。
このソフトも表紙とかいろいろ編集できるはずなのですが、例によってStanzaでは再現できません。表紙もだめです。でもほかに方法が見つかりません。第一今時コマンドラインでzip書庫の中身を操作なんて冗談じゃないです(情報弱者)。
というわけで、最低限のタグだけ編集して、電子書籍に変換でePubに変換します。
calibre - E-book management <http://calibre-ebook.com/ >
その結果、zipファイルとePubファイルがcalibreフォルダに出来ます。
なんかePubファイルのほうは余計な容量制限かなんかが働くようで、本文が切られていることがあるので、zipファイルを使います。
で、ePubの読み方for iPhone。
StanzaをiPhoneにインストール、母艦PC(要Wifi)にもStanzaをインストールします。
Download Lexcycle Stanza | Lexcycle <http://www.lexcycle.com/download >
母艦PCのStanzaで、calibreで作ったzipファイルを読み込み閲覧します。
ウインドウのタイトルに書籍名が出ていれば成功です。
これができないとiPhoneに転送したとき泣く羽目になります。
母艦Stanzaのファイル>Save asで、閲覧できたzipファイルをePubで保存します。
(追記:ePubで保存しないでそのまま転送した方がいいようです。StanzaはePub保存時に勝手にチャプターを切って、勝手に先頭チャプターを再生不能にする癖があるようです)
iPhoneのStanzaで、ブックを取得の画面を出します。
#これがむちゃくちゃ訳わかんない。
書籍閲覧中からどうやってライブラリ画面に行くのかがわからない。
正解は画面上部の書籍タイトル表示の左側にある左向き三角を押します。
画面下部のメニューの中には閲覧設定がいやと言うほど細かく設定できるメニューがありますが、ライブラリ画面への移動はありませんので注意。
ライブラリ画面にうつります。
するとその画面下部にライブラリ、ブックを取得などというメニューがあります。
ブックを取得を選びます。
するとブックを取得画面になり、画面上にカタログ・共有・ダウンロードというメニューが出ます。
共有を選びます。Computers Sharing Booksの下に検索中が出ればオーケーです。
ここで母艦Stanzaに移ります。
ツール>Enable Sharingをクリック、チェックを入れます。
これでiPhoneの共有画面のComputers Sharing BooksにWifiでつながった母艦PCのコンピューター名が出ます。(あんまりでなかったら母艦StanzaのEnable sharingをいったん解除してつけてみてください)
なお、Windows7では、今まで何に使うかわからなかったAppleのbonjourというソフトが機能していないとまた接続に失敗します。
iPhoneに表示されたコンピューター名をタッチすると、母艦StanzaのePub書籍の書籍名がBooks on [コンピューター名]の下に表示されます。
ここでここまでの手順で失敗していると、ファイル名に関係なくタグの書籍名が表示されますので、タグが上手く入っていないと書籍名「不明」だらけになってしまい、iPhone上での整理が事実上不可能になります。(Mac文化なのでプロパティを見るなんてのもないらしい)
書籍名をタッチすることで、iPhoneにePubが転送されます。
で、転送が終わるとライブラリ画面に著者名不明の項目に整理されて表示されます。
その表示をタッチして、無事ePubが簡易ながら閲覧できます。
で、私がこれから現時点で配布できるePubのiPhone閲覧の方法は以下の通り。
■コピー・閲覧方法
StanzaをiPhoneにインストール、母艦PC(要Wifi)にもStanza Desktopをインストールします。
Download Lexcycle Stanza | Lexcycle <http://www.lexcycle.com/download >
母艦PCのStanza DesktopでePubファイルを読み込みます。
iPhoneのStanzaで、ブックを取得の画面を出します。
#これがむちゃくちゃ訳わかんない。
書籍閲覧中からどうやってライブラリ画面に行くのかがわからない。
正解は画面上部の書籍タイトル表示の左側にある左向き三角を押します。
画面下部のメニューの中には閲覧設定がいやと言うほど細かく設定できるメニューがありますが、ライブラリ画面への移動はありませんので注意。
ライブラリ画面にうつります。
するとその画面下部にライブラリ、ブックを取得などというメニューがあります。
ブックを取得を選びます。
するとブックを取得画面になり、画面上にカタログ・共有・ダウンロードというメニューが出ます。
共有を選びます。Computers Sharing Booksの下に検索中が出ればオーケーです。
ここで母艦Stanza Desktopに移ります。
ツール>Enable Sharingをクリック、チェックを入れます。
これでiPhoneの共有画面のComputers Sharing BooksにWifiでつながった母艦PCのコンピューター名が出ます。(あんまりでなかったら母艦StanzaのEnable sharingをいったん解除してつけてみてください)
なお、Windows7では、今まで何に使うかわからなかったAppleのbonjourというソフトが機能していないとまた接続に失敗します。
iPhoneに表示されたコンピューター名をタッチすると、母艦Stanza Desktopで表示中のePub書籍の書籍名がBooks on [コンピューター名]の下に表示されます。
ここでここまでの手順で失敗していると、ファイル名に関係なくタグの書籍名が表示されますので、タグが上手く入っていないと書籍名「不明」になってしまい、iPhone上での整理が事実上不可能になります。
書籍名をタッチすることで、iPhoneにePubが転送されます。
で、転送が終わるとライブラリ画面に著者名不明の項目に整理されて表示されます。
その表示をタッチして、無事ePubが簡易ながら閲覧できます。
別の書籍を見たくなったら左上三角をタッチしてライブラリ画面へ移動。
ということを延々とやってました。いろいろなソフトを組み合わせますが、htmlタグをいちいちつけたくないのと、zipをコマンドラインで操作するなんてまっぴらなのでこうやります。でも仕組み的には動画取得や編集よりもかなり単純そうなので、もう少しで誰かが1つで簡単に作るソフトを作りそうな気がします。
で、iPhoneでePubを読むことのメリット。
まず紙を持ち歩かなくていい。そしてめくらなくていい。めくり操作必要なんていう人いるけど、いりません。はっきりいって。紙の本の場合、めくったら姿勢が変わるとバサッと元に戻ってしまいます。非常に不便です。
しかし、ePubにそれはありません。天井に向けて寝っ転がっても読めます。これ、ものすごくものぐさな私にはうれしいです。
唯一iPhoneの角度によって画面が回転することがありますが、それは回転抑制機能がStanzaにあります。
閲覧画面で、下列メニューの一番右の…をタッチ。
出てくる画面の ブックの回転 をタッチ。
これで設定完了です。
私は縦書きなんかいらないし、ルビなんかもいらないのでこれで十分です。
結構面白いです。まあ、今のところはDIY遊びのつもりでやってみていいかも。
いつもクリックありがとうございます。励みになります。