締め切り前になるとついついやってしまうもの。|モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん < http://ameblo.jp/yonebor/entry-10545478008.html >
で取りかかった勝手に新5000形のテストショットを作ってみます。
図面は以前用意したとおりなのですが、いくつか問題点が。
まず、立体表現をどの程度するのか。
窓を切り抜いてしまおうと思ったけれど、考えてみたら設定的には液晶サンシェードを搭載する予定なので、透明にしてもかなり暗い窓になると思った。
それにクラフトロボの精度を考えると、たしかにクラフトロボの精度は十分だけど、トンボを印刷してのプリントされた図案の切り抜きの精度に若干の不安がある。
で、図面はかなり精密に仕上げたので、とりあえず明らかに段差が生じる客扉の部分だけ切り抜いて2枚重ねにするというエッチングキットのような組み立てをやってみようと考えた。
実施。
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まず手順として、
1. Inkscapeで図面を用意し、ビットマップに書き出す。
2. ROBO MASTERにビットマップに書き出した図面を渡す。
3. ROBO MASTER上で切断線を手動で書き込む。
4. ROBO MASTERからカラープリンタを呼び出し、切断部材にイメージをプリントアウト。
(この時に自動的にトンボがROBO MASTERによって記入される)
>ここでプリントアウトをカット台紙に粘着半固定。
5. ROBO MASTERからクラフトロボを呼び出し、プリントアウトを切断。
6. 切断したプリントアウトを貼り合わせ、作成。
という流れになります。
この場合切断線をInkscapeで作ってしまうと言うのは現実的に無理と判断しました。パスとかの操作は流石に専門のInkscapeが得意なのですが、現実には描画を切断するには別々のデータが必要なのです。
切断だけだったらdxf形式に書き出して切断させられるのですが、描画したプリントアウトを切断するには、プリントアウトのうえに切断線を書き込まなくちゃいけない。これはROBO MASTERでやるほかはわかりませんでした。
で、切断実施。
若干のずれはありますが、なんとか切れました。
というわけで今回の成果。テストショットなのでどんどん改良していきますが、初めて立体になりました。
IMG_0862 posted by (C)YONEDEN
スカートなんかもテストショットなのでかなり手抜きです。
IMG_0860 posted by (C)YONEDEN
屋根も床下も仮にちょっとあてがっただけです。
屋根はもうちょっと薄い材料で作った方がいいかも。通勤型なのにドーム天井なので。
案外ROBO Masterからイメージを印刷すると、Inkscapeで出なかった細かいところがでたりしてびっくり。
IMG_0864 posted by (C)YONEDEN
新3000形とあわせてみます。
帯の色と高さが若干違うような。
帯の色はうちのディスプレイの具合で色合いが若干狂っているようです。
高さは台枠の問題かも知れません。
ともあれ、テストショット初号機、思ったよりはいいです。
でも仕上がりまで、どれぐらいかかるだろうか。
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