新宿取材。
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思っていたモノと全然違う。びっくり。愕然とする。
とりあえず京王百貨店を作らないとつじつまが合わないことがわかった。
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いろいろとロケハン。
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そしてエストルミネへ。
偶然コールドストーンクリーマリーを発見。早速食べる。
コールドストーンクリーマリージャパン Cold Stone Creamery Japan
http://www.coldstonecreamery.co.jp/
美味しい。でもあのスタッフたちの謎の歌の演出にもびっくり。
ユキさんは面白かったらしいが、私はぎりぎりかな。
ユキさんの友達はたぶんドン引きするだろうとユキさん談。そうか。楽しみである。
そのあと、乱歩賞授賞式の賑やかしに出席。帝国ホテル富士の間。
結局、いろいろと「おや」と思うことはある。
ここ数年赤字不採算となっている推協の全集とか選集から電子化してプロテクトかけて販売するとか、そういうことができないのはやっぱりスポンサーである講談社とフジテレビとの大人の事情なんだろうなとか。
結局推理作家協会が維持できているのは決算を見ると会員の会費によるものであって、かつて収入になっていた刊行物はほとんど赤字。
今、テキストのダウンロードやストリーミングをやっている企業が増えだしている。有料メルマガや、うちのDLsite、そしてダイナミックアーク。どれもローコストですんでいるのに、未だにハイコストな紙出版にこだわっている。
１０年近く昔からなんだけど、紙の本はなくならないと反論する人がいる。いや、私も「すべて」はなくならないと思う。でも売れ残りを何億冊と捨てている現状は明らかに資源の無駄だし、現実に生活スタイルで本をどっさり書庫における環境のある人はわずかだ。
愛蔵したい本は手元に置いても、疑似レンタルでブックオフを有料書庫のように使う人はいると思う。
その疑似レンタルのブックオフや、無料レンタルそのものの図書館とか、そういうものも、何度も話題になっても協会は無策であった。
- クジラの彼/有川 浩
- ￥1,470
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有川浩さんは、いい書き手だと思う。「クジラの彼」は何度も読み返す。名作だと思う。リスペクトしている作家である。
だが、「図書館戦争」だけは、どうしても解せない。
どう考えても舞台が成立しないように思えてならないのだが、まあ売れれば正義だし。
でも、図書館がちょっと人気があると住民サービスとして大量に同じ本を買い込んでまわす複本問題、たしか１０年前から問題視されていたのに、未だに解決されないばかりか、無限複本といえる本のオンライン閲覧サービスを始めた図書館も最近ではあるという。
図書館と書き手は、これでは対立するしかない。悲しいことである。
故・山田正弘先生は、脚本家協会は文化庁のオフィスでピケを張るぐらい必死に作り手を守ろうとしたと言うが、推協はすべて他人事であった。
特に大沢在昌先生の「新人賞の取り逃げ」にはびっくりした。
逃げざるを得ない新人の地位の低さを全く無視している。
今や作家は単なる下請け孫請けだよ。
あれだけ努力しても、選考委員の東野圭吾さんにぼろくそに言われて、その上でそのあと社員編集の塩漬けとかにさらされれば、よっぽど強固に「小説を」描きたいと思っていても、結局は小説家から文筆業に移行せざるを得ないと思うが。
もう小説では喰っていけないよ。それでも私は書くけど。
ほかにもびっくりすることがいっぱいあった今回の久々の乱歩賞受賞式だった。
結局、ぶった切りなんて言われる賞で、選評でけなされ、後になにがのこるか。
「書き手はいくらでもいるんだし」なんて人もいるし。
とても正常な神経ではやっていられない。
- 誘拐児/翔田 寛
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- 訣別の森/末浦 広海
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みなさまも応援お願いします。
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帰りは霞ヶ関からMSEメトロホームウェイ。乗りたかったけどようやく乗れた。
地下鉄の防火基準のためのメタルの感触がブルーをフェルメールブルーでありながらリニューアル前のソニックの感触ににている気がしました。とくに車内は木目が多いけど、どこかメタル感がありました。
乗り心地はよかったです。EXEよりも揺れが小さい感じです。