ユリア 「オリンピックの年はたいてい金らしいよ」
麺王 「くだらぬ、誰がこんなことやってるんだ?」
ユリア 「どっかの寺の坊主でしょ」
麺王 「坊主が言うとキンじゃなくてカネに見えるな」
ユリア 「オリンピックもキンメダルよりカネまみれだけどね」
麺王 「だんだん金がカネにしか見えなくなってきた」
ユリア 「わたしはゴールドもマネーもどっちも好きよ」
麺王 「と、とりあえず話を戻して金と言えばこれだろ」
麺王 「金ちゃんヌードルと金ちゃんラーメン食べ比べだ!」
「昔から西日本ではメジャーなインスタント麺だ」
ユリア 「プラスチックの蓋はいいわね」
麺王 「うむ、猫耳を折り曲げるやつとは安心感が違う」
ユリア 「見た目は似たような麺だけど、ヌードルは3分でラーメンは4分なのね」
麺王 「さあ、できたぞ」
「なるほど、ヌードルはヌードルって味だ」
「ラーメンはインスタントラーメンって味だ」
ユリア 「ヌードルはカップヌードルの廉価版」
「ラーメンはチャルメラの廉価版って感じね」
麺王 「廉価版とか言うな!」
「金ちゃん信者の怒りを買うぞ!」
ユリア 「なんだそれ」
「そもそも金ちゃんって誰よ?」
「このカップの人か?」
麺王 「ううむ、徳島製粉の創業者かな?」
ユリア 「もしかしたらキンちゃんじゃなくて、キムちゃんかもよ」
麺王 「ぬう、それは聞き捨てならん」
「ちょっとググってみるか」
麺王 「フッ、どうやら最悪の事態は避けられたようだ」
ユリア 「キムちゃんラーメンじゃなかったの?」
麺王 「ああ、金ちゃんの金は小麦粉の金鶴とかいう品種名から来てるらしい」
ユリア 「ふ~ん、つまらないオチね」
「じゃあ、今年の漢字がキンじゃなくてキムかもよ」
麺王 「いや、もういいって・・・」
ユリア 「なんだ、金玉縮んだか?」