悪魔のキムラー | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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麺王  「今日はキムチがあるから、アクマのキムラーにトッピングしてみよう」









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麺王  「うむ、チキンラーメンの風味を残しつつもキムチがいい仕事しておるわ」











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麺王  「ユリアが町内会の集会から帰る前に、キムチをつまみにもう1本飲もう」












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ユリア 「ただいま~」









麺王  「うっ!? もう帰ってきおった!」







ユリア 「ちょっと、聞いてよ!」

    「また、あのアパートの件でもめてるみたいよ!」








麺王  「住人がキチガイばっかりの掃き溜めアパートか?」







ユリア 「そうそう! あさがお荘!」








麺王  「リーダー格のババアがムショ送りになって
     平和になったんじゃなかったのか?」







ユリア 「それが、クネさんの後に入ったムンさんってのがまたクセ者で
     一筋縄ではいかないようよ」






麺王  「ニコニコして人当たりが良さそうに見えるけどな」







ユリア 「それが、約束事は守らないし、町内会費は払わないし
     ゴミは垂れ流すしで近所は迷惑してるそうよ」








麺王  「文句言っても通じないんだろ?」

    「あそこの住人は」







ユリア 「大家さんも困ってるわ」







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麺王  「いっそ、チンピラ使って火でも着けたらどうだ?」

    「火災保険、入ってるんだろ?」








ユリア 「アパートだけ燃えてくれる保証は無いわよ」







麺王  「うむ、確かに」

    「近隣に燃え移ったら元も子もないな」








ユリア 「まあ、とりあえず、近づいちゃダメよ!」

    「美味しいキムチをネタに近寄ってくるらしいから」








麺王  「ギクっ・・・」









ユリア 「・・・って、あんた、その赤いやつって!?」










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麺王  「つ、漬物なんだな・・・」








ユリア 「手遅れだったか・・・」








麺王  「ま、まあ、キムチぐらい、どうということはなかろう」









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ユリア 「甘い! 甘すぎる!」

    「何か見返りをもらえるまで、永久に騒ぐわよ、奴らは!」







麺王  「まあ、大して実害はないし、放っておきゃいいよ」







ユリア 「あんたのやってるネットゲームのサーバーをdos攻撃してたりするけどね」








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麺王  「マジか!?」

    「イベント中だというのに、やたら急にオチたりしてたが・・・」

    「奴らの仕業であったか!」









ユリア 「官公庁や企業に攻撃したりもするらしいわよ」








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麺王  「ぬうぅ、ちょっと、ダンプカーで突っ込んでくる!」









ユリア 「ちょっと、待ちなさいよ!」







麺王  「えぇい、止めるな!」









ユリア 「酒飲んでるだろ! 明日にしなさい!」








麺王  「あっ!?」








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ユリア 「相手が無法者でも、こっちはルールを守って戦うべきよ」







麺王  「ダンプで突っ込むのは違法じゃないのか?」








ユリア 「運転ミスは誰にでもあることでしょ?」

    「そういうのは過失っていうのよ」









麺王  「お前、悪魔だな・・・」








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ユリア 「あら、小悪魔ってのはイイ女の代名詞よ!」









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麺王  「いや、小さくないって・・・・」