木曜日には花を買って・・・ | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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麺王  「うむ、カレーはいつ食べても美味いな」









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麺王  「ん? どうした? 食べんのか?」








ユリア 「なんか、今日は気分が優れないわ・・・」









麺王  「何を言っておる!」

    「それは腹が減ってるからだろ」








ユリア 「いや、気分がブルーだから食欲が出ないのよ」








麺王  「ブルーの時こそ前進しなければならん!って信号機も言ってるだろ!」










ユリア 「ああ、もう、少しは空気を読んで欲しいわね!」









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麺王  「組成としては、窒素78.08% 酸素20.95% アルゴン0.93% 
     二酸化炭素0.034% ネオン0.0018% ヘリウム0.00052%
     といったところか」


    「ま、これぐらい正確に空気を読めるのは、俺とアナライザーぐらいだな」










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ユリア 「・・・・」

    「小遣いあげるから、どこかに遊びに行ってきて!」




















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麺王  「うぅむ、遊びに行けと言われてもどうしたものかな?」

    「中古玩具屋でも巡って、掘り出し物でも探してみるか・・・」







    「ん? あのオールバックの男は!!」








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ハン  「よう! 麺王!」

    「例の件は上手くやったか?」












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麺王  「ぬう、このペテン師め、よくもぬけぬけと!」











ハン  「うん? どうした? まさか貴様、何もしなかったのか?」











麺王  「できるか! あんなもん!」










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ハン  「それは聞き捨てならぬな」

    「相手が誰であろうが女性に恥をかかせてはならん!」












麺王  「いや、女性って・・・」

    「あれは最早、人類であるかも怪しいような・・・」

    「ならば、うぬはアレでもイケると言うのか?」









ハン  「無論だ」

    「私にコマせぬオンナは赤児だけだ!」










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麺王  「な、なんと!」

    「この麺王、初めて他人を尊敬したわ!」








ハン  「ところで、こんな所で何をフラフラしておるのだ?」








麺王  「いや、ユリアと斯く斯く然然で・・・」










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ハン  「この愚か者が!」

    「すぐに花束でも買って帰れ!」

    「あと、小洒落た洋菓子もな」










麺王  「お、おう。」

    「あんたがそう言うなら、そうしてみるか」



















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麺王  「た、ただいま・・・」









ユリア 「あら、あんた早かったわね」

    「え? 何それ? 花束?」







麺王  「う、うむ・・・」











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ユリア 「は、花なんか貰っても嬉しくなんかないんだからね」











麺王  「う、うむ・・・」








ユリア 「え? ケーキも買ってきたの?」

    「め、珍しいこともあるもんね」











麺王  「ま、まあな」」










ユリア 「じゃあ、食後にいただきましょう」

    「今夜はあんたの好きな揚げ物、たくさん作っちゃうから!」











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麺王  「むう、なんたる効果!」


    「さすがは性のカリスマと呼ばれるだけの男よ」

    「羅将ハン、恐るべし」
















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麺王  「ご馳走様でした」










ユリア 「さあ、ケーキを開けるわよ!」










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麺王  「あの店で一番人気のやつだ!」
















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ユリア 「・・・・・」