
ユリア 「今日は、昨日の残りを食べないとね」

麺王 「同じ絵ヅラは使いたくないから、チャーシュー作ったぞ」
ユリア 「なんか、ハマると続けるわね、あんた」
麺王 「ああ、改善点があるうちは試したくなるものだ」

ユリア 「味噌+チャンポンも全く違和感なくなったわ」
「あれ?」
「そう言えば、今日は卵がないけど・・・」

麺王 「卵なら、ここにいる!」
ユリア 「あ! おじや」
「とうとう、やっちゃったわね」
「ダブル炭水化物!」

麺王 「きょ、今日だけだから・・・」

ユリア 「今日だけ、とか、先っちょだけ、とか、明日から、とか
ダメ人間の常套句よね」
麺王 「うぅ、返す言葉が見つからぬ」
「ていうか、関係ないのが1個入ってたけど・・・」
ユリア 「そんなことより、最近、あちこちでジングルベルが鳴り出して、
なんか気が急くわ」
なんか気が急くわ」
麺王 「クリスマスってなんだっけ?」
「イエスの命日?」
ユリア 「誕生日だろ!」
「あんた、神にケンカ売ってんのか!」

麺王 「いや、違うって」
「人間イエスが天に召されて、神になった日とか、そういうアレかと・・・」
ユリア 「たしかに、宗教ではありがちな設定ね」
「詳しいことは知らないけど」
麺王 「俺も、イエスなんて、ブッダと一緒にアパートで暮らしてる、
ジョニデ似の人しか知らん」
ジョニデ似の人しか知らん」
ユリア 「あの、すぐ皿をパンに変えちゃう人ね」
「確かブッダと、パンチ&ロン毛って漫才ユニット組んでるのよね」
麺王 「ああ、そのうち、アラーも入ってトリオ漫才になるかもな」
ユリア 「いや、それはヤバいって」
「イスラムは偶像禁止してるから、
アラーの顔とか描いたらシャレにならないわよ」
アラーの顔とか描いたらシャレにならないわよ」
麺王 「漫画でも、容赦なくマトにしてきそうだもんな」
「アルカイダとか」
ユリア 「でも、アラーに豚カツ食わせて、酒とか飲ませてみたいわね」
麺王 「悪趣味だな・・・」
ユリア 「いや、漫画の中だけでも、三大宗教が仲良くしてくれたらって意味よ」
麺王 「そういう事にしておこう」

ユリア 「ところで、サンタさんって実在の人物だったっけ?」

麺王 「ああ、聖ニコラウスとかいう人じゃなかったかな」
ユリア 「じゃあ、ニコラさんじゃん」
麺王 「いや、だから、セントニコラウスって何回も言ってるうちに
サンタクロースに変わっていったんだろ」
サンタクロースに変わっていったんだろ」
ユリア 「そんな空耳アワーみたいな名前だったのね」
麺王 「ああ、だから、街で赤い爺さん見かけたら、
ニコラさんって言ってやるのが正解だ」
ニコラさんって言ってやるのが正解だ」
ユリア 「じゃあ、サンタコスも正式にはニコラコスなの?」
麺王 「ま、まあな」
ユリア 「ニコラってなんか、中南米っぽくてヤだな」
麺王 「おい! そういう事言うなって」
「ま、確かに、玩具じゃなくて白い粉とか運んでそうな名前だけど・・・」

ユリア 「嫌なホワイトクリスマスね」