
麺王 「阿蘇山が噴火したので、今日は・・・」

麺王 「火の国熊本、黒マー油豚骨ラーメンだ!」
ユリア 「あんた、それ不謹慎だろ!」
「被災地ナメてんのか?」

麺王 「フッ、お前こそ、この麺王をナメてもらっては困る!」
「なぜなら、このラーメンは特別だからだ!」
ユリア 「いつもの、もっこすラーメンとどう違うの?」
麺王 「ほんの少しマー油が濃いかな・・・」
ユリア 「根本的な味は同じのようね」

麺王 「だが、これは、1袋につき1円が熊本の復興に寄付されるのだ!」
ユリア 「たった、1円?」

麺王 「そういうが、綺麗事を何万回言ったって、1円にもならんぞ!」
「災害があると、私には祈ることしかできませんとか
寝言を言ってるタワケがいるが、祈りなど、クソの役にも立たぬわ!」
寝言を言ってるタワケがいるが、祈りなど、クソの役にも立たぬわ!」
ユリア 「それはそうだけど、1円ぐらいで態度デカイんじゃない?」
麺王 「実は無理やり徴収されて、もうちょっとしてるんだが、
それも、威張れるような額じゃない・・・」
それも、威張れるような額じゃない・・・」
「いや、神戸の時から、いろいろ合わせたら・・・」

ユリア 「なに、ケツの穴の小さいこと言ってんの!」
「あの金があったら、とかダサすぎ!」
麺王 「うぅ・・・せっかく、忘れてたのに・・・」
ユリア 「まあ、どういう形であれ、カネはカネ!」
「道路補修の砂利の一部にでもなってるだろ」
麺王 「うむ、このラーメンの1円も砂の一粒ぐらいにはなるかもしれん」
ユリア 「せいぜい、頑張って食べましょう」

麺王 「よし! 日本中に宣伝して、1億円越えを目指そうじゃないか!」
ユリア 「五木食品の生産が追い付かないと思うんだけど・・・」
麺王 「だったら、五木食品の設備投資に寄付したらいい」

ユリア 「そういうのを本末転倒って言うのよ!」