
麺王 「今日は夏のパン祭り開催だ!」
「パンツ祭りではないぞ!」

ユリア 「あんた、麺王だろ!って幼稚なツッコミはやめといてあげるわ」
麺王 「パンツのくだりはスルーか・・・」

麺王 「時々、食べたくなるんだよな、これ」
ユリア 「たこ焼きパンに牛すじカレーパンね」

麺王 「酸味を抑えたマヨネーズソースで合えたキャベツ
あと、タコもちゃんと入ってる」
ユリア 「このパン、140円だけど、たこ焼き1パックぐらいの満足感があるよね」

麺王 「牛すじカレーパン、なんで、こんなに黒いのかは謎だ」
ユリア 「カレーは甘口だけど、牛すじの旨味があるわ」
「それに、揚げじゃなくて、焼きカレーパンなのも嬉しいわね」

麺王 「次はガーリックフランスだ」

麺王 「トマトで適当に作ったソースを付けても美味いぞ」

麺王 「それから、サンドイッチ」
「あらかじめラップに包んで冷蔵庫で寝かせると
パンがしっとり馴染んで美味くなるぞ」
パンがしっとり馴染んで美味くなるぞ」

ユリア 「こっちは、定番のテリヤキチキンサンドね」

ユリア 「ところで、あんた最近また夜中にラーメン食べてるだろ!」

麺王 「な!?なぜ、それを? 完璧に隠蔽工作したはずであったが・・・」
ユリア 「体重、増えてない?」
麺王 「うむ、ひと回り大きくなったようだ・・・」
ユリア 「成長したみたいに言うんじゃないわよ!」
「太ったんだろうが!」
麺王 「いや、夏バテしたら困るしさ・・・」
ユリア 「したことあるの?夏バテ」
麺王 「ビタイチ無い!」
「でも、今まで無かった事が、今年はあるかもしれんだろ?」
ユリア 「夏に食欲が増すとか、頭オカシいんじゃないのか?」
麺王 「それはそうと、今夜、飲み会なんだけど・・・」
ユリア 「この流れで、よくそういう事が言えるわね!」
麺王 「そんなの関係ないだろ」
「ずっと、前から決まってたことだもん」
ユリア 「まあ、そうだけど」
「帰って、シメにどん兵衛とか食ったら殺すからね!」
麺王 「フッ、あのメンツで飲んで生きて帰れるだけで上等!」
「どん兵衛など、食えぬよ!」
ユリア 「それは、それでダメだろ!」