
ユリア 「あら、もうお昼ね」
「今日は何を食べようかしら?」

麺王 「ナポリタンだ!」
「昨日の夜から、今日はナポリタンと決まっておったのだ!」
ユリア 「何それ?」
「おおかた、誰かのブログの影響ね・・・」

麺王 「まずはソースだ」
「ケチャップベースにウスターソース、牛乳を適当に混ぜ
砂糖を少々加える」
砂糖を少々加える」

ユリア 「えっ? 味付けはケチャップだけじゃないの?」
麺王 「フッ、誰にものを言っておる!」
「この麺王のナポリタンを、ほか弁の付け合せと一緒にしてもらっては困る!」

麺王 「続いて、具材をバターで炒め、ソースを絡める」
「後はパスタの茹で汁で延ばしたら、麺を入れて気が済むまで炒めるのだ!」

麺王 「半熟目玉焼き、パセリ、粉チーズを乗せたら完成だ!」

ユリア 「う~ん、どこかのお店で食べたような味だわ!」

麺王 「フッ、当然だ!」
「なにしろ、本場ナポリで10年修行して身につけたナポリタンだからな」
ユリア 「おいっ! ナポリにナポリタンはねぇよ!」
麺王 「えぇっ!?」