とんこつラーメン 対決 後編      麺王伝説第九話 | よねブロ

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前回までの麺王伝説

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南斗最強の男サウザーの非道な行いを止めるため、戦いを挑むメンシロウ。

北斗の宿命に導かれ集う兄たち。

今、北斗、南斗の頂点の戦いが始まる。




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サウザー  「メンシロウよ、受けてみるがいい!」

      「この帝王の豚骨ラーメンを!」
 
     


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サウザー  「南斗鳳凰麺奥義!」

      「チャルメラ豚骨バリカタ麺!」



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麺王  「こ、これは! サウザーの麺に具が!?」




サウザー「そうだ、本来、帝王の敵は全て下郎」

    「具など不要!」

    「だが、対等の敵が現れた時にのみ使う具がこの紅生姜なのだ!」

    「この紅生姜こそ、帝王、背水の陣の証し!」



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メンシロウ 「いいだろう!」

      「ならば、こちらも奥義で応えるのみ!」



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麺王  「むう!、あれは北斗神麺秘奥義 天破の構え!」


トキ  「その威力は天をも突き破ると言われる、北斗最強の技のひとつ・・・」





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メンシロウ 「北斗神麺秘奥義!」

      「天破っ! もっこす!」




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トキ  「この戦い、勝負あったな・・・」




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サウザー 「ぐうぅ~、こ、これは・・・」



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麺王  「あ、あの苦しみようは、ま、まさか・・・?」




トキ  「そうだ、あれこそサウザーの謎の正体」

    「彼は、その繊細すぎる味覚ゆえ、
     あらゆる香辛料や香味野菜を受け付けぬ身体だったのだ」



麺王  「やつが一片のネギすら避けていたのは、そういう訳であったか!」




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メンシロウ 「秘伝の黒マー油に加え、刻みニンニク、大辛一味を足してある」

      「おまえの味覚は、もう死んでいる!」




サウザー  「だが、俺は帝王!」

      「味覚は失っても、経営者の誇りは捨てぬ!」




メンシロウ 「まだ、解らぬのか」

      「客の立場に立てぬ貴様に経営者の資格など無い!」



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サウザー  「フっ 負けたわっ!」

      「さすがは北斗神麺継承者!」

      「どうやら、俺の敵う相手ではなかったようだな」




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麺王  「メンシロウめ、やりおるわ!」

    「このタイミングで熊本もっこすとはな」

    「やはり、奴を倒さねば天は握れぬ!」