CPUの話
CPUって何? こんな質問を僕の周囲から聞かれることがあります。CPU(しーぴーゆー)というのはパソコンやコンピュータなどに入っている簡単に言えばコンピュータで使う 「全ての計算」をしてくれる装置の事です。
コンピュータに入っている他の装置よりエライので日本語では「中央演算処理装置(ちゅうおうえんざんしょりそうち)」と呼ばれます。電卓やiPad、携帯電話などに入っているのも名前は違いますが(電卓などの家電向けのはMPU)やっていることは「同じ」なのです。
さて、肝心のCPUには色々な種類、メーカーから販売されている物があります。例えば「Intel入ってる」のCMで有名なIntel(インテル)から発売されている主要なCPUはCore(コア) i7/i5/i3シリーズ、その下位シリーズとなっている「Pentium(ペンティアム)/Celeron(セレロン)」シリーズ、より低価格で消費電力の少ないAtom(アトム)があります。これら以外にもAMDというメーカーからはPhenom II(フェノム)/AthlonII(アスロン)という名前で似たような役割を持ったCPUが販売されています。
色々なCPUが販売され、有名なメーカーのパソコンに入っていますが、その性能の差というのはパソコンに詳しい人でないとやはり分かり難いものです。なので僕はこの違いを自分の好きな「食べ物」で例えてみましょう。
まず、Core i7は「懐石料理やフレンチ、イタリアンのフルコース」にあたります。ボリュームもさることながら色々なデザイン、趣向、味を楽しめるかもしれませんがお値段は相応に張ります。場合によっては1人で食べきるのは辛いほどのボリュームがあるかもしれません。料理は普通皆で食べる物ですが、パソコンは1人で使うことが多いので人によってはCore i7は使う側の手に余るCPUです。
次にCore i5を例えるならこれは「手頃な価格のミニコース」になるでしょう。フルコースほどのボリュームではありませんが一人でも食べきれますし、何よりたまに食べに来れる価格に抑えられます。気軽に人を食事に誘えますし、奢ってあげたとしても相手の負い目も少ないでしょう。Core i5は誰が使っても満足できます。さすがにCore i7には性能では劣りますが、日常使いだけでなくハイビジョンの動画を見たり、ゲームをしたりしても不満を感じる場面は少ないです。
そして、Core i3は「お得なワンプレートランチ/定食セット」といった扱いです。価格優先だけれど、美味しさ(性能)は捨てたくないという人向けに。追加の一品は無いので人によっては食べ足りない、物足りないそんな印象を残してしまうかもしれません。でもお昼ご飯として何かお腹に入れておくには十分ですし、栄養も取れます。押さえるべき所は押さえてありますので、日常的によく使うソフトや、作業(ネットを見たり、音楽を聴いたり、YouTubeを見たり)ならCore i3でも大丈夫。
最も価格の安い扱いのAtomは「コンビニのワンコイン弁当」、最優先事項は値段! 味は二の次三の次、そんな貴方が選ぶCPUがAtomです。当然、美味しさ(性能)の方は上の3つとは比べられません。でも少なくとも必要なカロリーは取れますし、お腹も一応満たされます。お昼は食べたけれど仕事をしていたら少し小腹が減った、そんな時に食べる人もいるのかも。ちょっとした作業(ネットを見たりブログを書いたり、レポートの手直しをしてみたり)ならAtomでも問題なくやってのけます。値段の安いミニパソコンやネットブック(小型で低価格、低性能なノートパソコンの事)といった機械に採用されています。価格「相応」なCPUですがそれなりに需要があります。
「こんな例え方で大丈夫か?」「 大丈夫だ、問題ない」・・・・そんなやり取りが聞こえてきそうな例え方でしたが参考になりましたでしょうか。