
病院までは1キロ無いくらいの距離。
夫に励まされ、優しく声をかけてもらいながら、夫の運転で病院到着。
そうそう、もの凄く気温の下がった寒い夜だった。
空気が澄みきってた。
息子の時もそうだった。病院前で澄んだ空気の中、真夜中、満月を見たのを覚えてる。
家で病院に電話をかける前あたりから お腹の痛みがキューンと始まってたっけ…。
病院で簡単な受け付を済ませ、内診。ここまではキューンとする痛みも普通に会話出来る程度。
が、そのまますぐに陣痛室へ向かうと とたんに強い痛みに変わる(=_=;)
陣痛室の入り口で強い痛みに言葉を飲む。
午前2時過ぎ。
三台ある陣痛室のベッドは空いていて、ワタシが一番乗り。(ってか、たまたまその時間帯は誰も居なかっただけ)
モニター着けたり何だか細かいコトちょこちょこやりつつ、痛みが本格化していく。
きっと十数時間は陣痛との闘いだと思い込んでるから(前回が長かったから) 何度も何度も気合いを入れ直す。
あと、悪化してた体調。 ひどすぎる咳、脇腹の痛み、暖房で乾燥しまくってる病院。
陣痛の間も、咳は続いてました。泣
マスク持参して、陣痛中からずっと装着(-_-;)
ワタシの姿は異様だったろうな…。
スピードアップして陣痛の痛みも強くなるし、間隔も短い短い。
病院到着時は子宮口の開きは5センチ。
一体、このぐらい痛いとどの位開いたんだ?と陣痛の波がくるたび考えた数分間もありました。
夫は隣にいてくれたケド、真夜中眠いよね。
当たり前のように夫から出るアクビの音に、何度も苛立ち 涙が出そうになる。
悪気は無いのはわかっちゃいるケド。
午前3時半くらい。
助産師さんが赤ちゃんの心音を聴きに来る。
『さすがに早いね、もう生まれるね。いきみたいよね。』

続く