こんにちは。
勉強って始まりが肝心だと思うんです。
いったん勉強して波に乗ればいいんですけど、その波に乗るまでが辛い。
実は勉強のやる気ってのは「出る」ものではなく「出す」ものなんです。
夏休みだらだら過ごしてしまっている人は以下の内容を参考にしてみてください
(書くのが遅いって?すみませんorz)
1勉強を始めるエッセンス
□はじめの5分気軽に勉強してみる―作業的興奮の利用
勉強を始めるときは、
エネルギーのあまり要らない単語帳や漢字のテキスト、
好きな科目の本などをリラックスして学習してください。
ソファーに腰掛けながら、横になりながらでもいいです。
5分間単語帳を眺めたり,
漢字の書き取りの作業をしたりすることによって
少しずつ集中力が出てきます。
やる気というものは脳の側坐核という場所で作られます。
この側坐核を活動させるためにはある程度の刺激が必要で、
刺激がないと十分な活動をしてくれません。
ですから何もせずしてやる気が出ない、
というのはもったいない話で、
やる気が出るのを待つのではなく
こちらから側坐核を刺激してやる気を引き出すことが大切です。
単語帳の知らない単語にチェックを入れる、漢字の書き取りをする、
などの作業をすることによって側坐核が刺激され、
少しずつやる気が出てきます。
嫌々ながら部屋の掃除を始めたら、
いつのまにかそれに熱中してしまう「あれ」と同じことです。
まずは5分やってみて全然気が乗らなかったらいったん止めて、
時間をおいて再度始めてみてください。
波に乗るまでが辛抱どころ、まずは5分、
またはあと5分波に乗るまで頑張ってみましょう。
□ながら勉強の是非
ながら勉強は効率的ではない、
というのが一般的な見解です。
そしてそれは私も当てはまると思いますので、
音楽はまだしもTVやラジオを聴きながら
勉強するのはできるだけ避けましょう。
そうするくらいなら集中して勉強して、
TVやラジオは思い切り楽しんだ方が良いです。
しかし、「ながら勉強」でも暗記モノや復習など、
あまり頭を使わない勉強の際はよいと思います。
むしろ単調でつまらない暗記系の学習では、
ながら勉強の方が続きやすいので
結果的に効率的になることもあります。
それ以外でも音楽が聴きたいなら
ジャズやクラシックなどリラックスできて、
かつ「歌詞がないもの(洋楽など聞き取れないもの)」なら同じながら勉でも良いです。
□誘惑物は強制退去!
勉強しているときや休憩時に、
ついついマンガやテレビ、携帯をしてしまい
勉強からフェードアウトしてしまう経験は誰しもあると思います。
そのような誘惑物に対しては誘惑を我慢するのではなく
部屋から片付ける、また視界に入れないようにしましょう。
机がごちゃごちゃしている人はすぐに片付けましょう。
その際にマンガやゲーム、テレビやパソコンや本なども
机の周りからor部屋から片付けてしまいましょう。
テレビやパソコンが片付けられない人は
電源コードを抜いておきましょう。
すぐに使える状態にあるから見てしまうわけで、
電源コードを抜くことで誘惑へワンクッションを入れるのです。
それでも我慢できないときは思い切って見てしまうほうがいいです。
□「○時から…」ではなく、すぐに勉強する
ただいま9時55分だった場合、
「10時から開始しよう」ではダメです。
すぐに机に座って勉強しましょう。
その時は10時までに「作業的興奮」を刺激できるように
割と単調で楽な勉強をするといいです。
たかが5分だとしても普段からこうやって
すぐに勉強するようにすれば
入試までには何十時間も余分に勉強できることになります。