ツチのカタカムナの始念は、ツがすべてで、治めることがチの意味になります
すべてが治まっているのがツチということになりますが、ツチの意味を細かく考えてみます
ツの図象文字の小円の意味について
横のヒの位置は、信じる、愛、委ねる、自由の四つがあります
イの位置の小円は、意
愛、哀れみを軸にして、月水日の心
月水日の心とは、男性なら、知性、優しさ、強さ
女性なら、飾る心、優しさ、彩り
男性と女性の基本的な意識はこのようなものではないかと考えています
愛と哀れみを軸にして、月の心、水の心、日の心が男性と女性では違ってくると思います
月の心とは、頭で考えること
月の満ち欠けは心の表れ
時には小さく、時には大きく、時には少なく、時には多く考える知性と、頭を飾る女性
飾ることを考える女性的な心
これが月の心
水の心は優しさ
日の心は、男性なら、太陽のような強さ
女性なら、日の光によって大地は彩られているように、女性は彩りを意識するのではないでしょうか
彩ることを意識して、自分や生活に潤いを与えるのが女性
この心が、男性と女性の心を支えているのではないでしょうか
意の意味はこのようなものかもしれません
しかし、イと読む漢字は多いので、今回書いた意の意味は、男女の意識について書いているだけのようにも思います
ツの横の意味は、人はヒの意味を通し、イの意味を通すのが男女の基本的な心だと思います
横線の意味は「知」だとひふみ神示には書いてあります
知とは、知ること、知らせることですが、知ったことを信じ、信じたことを知らせる
信じたことだけを知らせるというように考えると、知とは、信じるためにあるものだということになるので、横線には知の意味だけでなく、信じるという意味もあると考えています
そして、横に線が通っているのは、信じることは通すものだと言うことで、
ツの横の意味の、「ヒ」と「イ」は、通すもの、通されて来たものだと考えています
イについて男女の意識することを考えてみましたが、イの意味はまだ沢山あるので、辞書にあるイと読む漢字の意味から、イとは何かを考えて見ます
イが五番目にあるのは、五つの意識があるからと考えられます
そこで五つのイを私の考えで選ぶと、次の五つになります
一つは今書いた意、そして、意はすべて異なるので、異
次は、意は移しあうもの、移しあえるものなので、移、
依は依頼するの依です、依の意味はよりかかる、たよるということです
依り合うのが人ですから、この依も意識した方がいいでしょうね
次に思うのは、易いの易です
依頼しあうことで、意識を移し合うことが易くなる
移し易くなると思うのはこじつけのようですが、し易くすることも意識することのように思います
以上で五つ書いてみましたが、他のイと読む漢字を見ると、五つに決めることが難しく、五つに定めることが間違ってるように感じます
意図という言葉がありますが、意図の図は十だと考えると、意は十あるから、イトと言うのなら、イと読む漢字の中から意識するものは、残り五つあるということです
残りのイは、委 ゆだねる、又はまかせる
委ねることも意識することの一つとしてあるのでしょう
以はもって、何々を以ってというように、何かを意識の中に置き、それを以って考えることを意識する
囲は囲うことですが、囲うの中の井はカタカムナでは存在する、または、存在が広がることなので、囲うとは、存在するものを囲って守る
囲って守ることを意識するというのも、意図すべきことの中に入れたいのです
射は的を射るの射
色々と考えて、的を射ることも意識するべきことです
衣食は暮らしのことなので、意識することの一つだから、この衣も意図するべきことですね
私なりの考えで十個選んだイは
「意識、異なる、移す、依り合う、易い、委ねる、以って、囲う、射る、衣食」になります
以上がイの意味を細かく考えたものになります