簿は物事を記録しておくため、紙をとじた冊子
簿は竹冠です
竹という字は六画だから、睦ぶことで竹のように強くしなやかに曲がる心にもなれることでしょうね
さんずいは、水だから、水という字を心で考えて表すと、芯がしっかりすると、斜めから来た考えを流し、斜めから来た考えを留めて活かせると、柔らかく成長し、上向きの心になる
この心の動きが、水という字だと思います
芯がしっかりするというのは、跳ね返ることが出来るほど、強い心になるということだから、縦軸の下で跳ねているのでしょう
専の意味は第一であること、何よりも大切なことなので
竹のような心になるには、水の心が第一だということです
第一の目的が人と睦ぶこと
第二が水の心のように、来る思いを受けて、柔らかく受けながら流して、留めて活かす
竹のようなしなやかで強い心になるために、水の心を第一にする
第三は委ねる
人に委ねていかないと、このような心は出来ていかない
この簿という字からは、以上のような意味が分かります
一つずつ書き記していくこと
これを繰り返していくことで、人に委ねるための、水の心が作られて、そして強くしなやかな竹の心へ育っていくのだと思います