次にツの縦ですが、「ミ」の位置は、弥栄、喜びが次々に増えていくことが、弥栄です
そして、縦の線が愛です
そして、哀れみの哀です
縦の線には、愛と哀が重なってると思います
哀れみのある愛は貫かれる
このように考えるとどうですか
下の位置は「ナ」です
「ナ」の意味は結びです
カタカムナでは、ツの縦だけだと「エ」と読むのですが、エの始念は重ねるです
縦の意味は、重ねて考えることが正しいと思います
愛は喜びなので、上の位置に重なり、愛によって結ばれるので、愛は結びにも繋がります
哀れみは、結びに重なります
哀れみによる結びは、強い心の結びを生み、哀れみにより結ばれた愛は、喜びを生み続ける
哀れみを避けて、結ばれた二人の愛の喜びを、弥栄に、次々に喜びを増やし続ける
これが、ツの縦の意味のように思います
以上がカタカムナの「ツ」の円の基本的な意味だと思います
横の線の意味ですが、横の線は、見通せる水平線のようでもあります
縦線は貫くもの、芯になるもの、芯になるものを貫く
または、芯になるものを貫くことが軸になっているとも考えられます
ひふみ神示には、横線は、「知」と書かれ、縦線は「愛」であると書かれています
このことを基本にして考えると、横線は「知」なので、知ること、知らせることですが、見通して知る、知ったことを通すのが、横線の意味のようです
そして、信じるという意味が、横線にはあると思います
知ったことを信じる、信じることで、知ることが出来る
知るには、信じることが必要なので、横線の基本的なものは、信じることだと思います
そして縦は、愛を芯にして貫く、愛を軸にする
これが縦と横の線の意味になり、カタカムナでは、十のことを「ト」と読みますが、「ト」は「透す」という意味だから、透すのは、「見通して知ったこと、そして、信じること」
縦の「愛を軸に貫くこと」
このことを透すのが、「ト」の意味になります
以上が、「ツ」の意味になります
次に「チ」の意味ですが、「チ」の始念は治めるです
「ツチ」というのは、「ツ」が治まってるのが「土、ツチ」ですが、土とは何かということは、「チ」を細かく知ることで判ります
「チ」の小円の位置は、「ミ」の所にありますが、縦線と横線の十の意味を透して、「ミ」の意味を加えたのが「チ」の意味になると思うのですが、色々な考えで、「チ」の意味を探ってみます
まず思いついたのが、十(ト)の意味を「ミ」にしたもの
十(ト)になることを見て、又は見通して、そして実践して、実らせて身につけること
「ミ」と読む、見、実、身で考えると、「チ」の治めるというのは、十の意味を透し、身につけた意識のことであるように思います
そして、「ミ」の始念の喜びを弥栄に増やし続けるには、十の始念を身につけ、「チ」の始念の治めるになった人が出来るようになるということでしょうか
「ト」の十の意味を透し、弥栄の喜びを増やし続けることが、「チ」になるということでしょうか
判りにくくしてしまいましたが、「チ」の図象では、「ミ」の位置に円が書かれているので、喜びを増やしていくように治まったのが「チ」の基本的な始念だと思います
このように考えると、「ツチ」と言うのは、すべての喜びが治まっているのが、「ツチ」であり、「ツチ」から、すべての喜びが、次々に生まれてくるという存在であることが判ります
植物はすべて土から生まれる
鉱物は、土に含まれている
人の生活は、土が支え、土により喜びが生まれ続ける
カタカムナの解き方はこじつけではないことが判って頂けると思います
土という字を、カタカムナの線で考えると、土は十に低く通した横線が足されたものです
このことから考えると、十の意味の、知ったことを信じることを通し、愛を軸に貫くことを透すことを行い、そして、十の意味を低く通したこと
低く通す、これが土の意味でもあります
「ツ」の意味のすべてを治めたものが土であり、土というのは低い位置にあるということですが、土はその象徴だから、低い位置にあるということになります
長くなりましたが、以上のことが「土」という字のカタカムナ的に解いた意味です