岩槻 まちかど雛めぐり | 夜 中 袋

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トキメキ備忘録

一日中雨なのかと思っていたある日。
思いがけず、午後には雨がやみました。

浦和駅前の観光案内所にて
『第9回人形のまち岩槻 まちかど雛めぐり』のチラシを入手。
 2月18日~3月11日までで開催中。

岩槻は、まだ訪れたことがなかったので
早速、向かうことにしました。


大宮駅から東武野田線に乗り換えて、岩槻駅で下車すると時間はちょうど午後3時。





駅前のロータリーにある、からくり時計がちょうど演奏をはじめていました。
琴の演奏に、舞う人形。
一見普通の時計が、結構な音量で和な音楽を奏で、3分くらいかな?割合長めな仕掛けです。
岩槻に降り立ち、早速人形が見られるなんて、幸先がいい。
期待が高まります。


駅前の「ひなめぐり案内所」にてスタンプラリー付のマップをいただき散策開始です。


最初に訪れたのは 丹過 長谷川家
古いお雛様が展示されておりました。





昔のお人形は木を彫って作っていたとのこと。
指先が細く長くて、どきどきしました。




岩槻の人形の歴史なども、お話を伺うことができて、面白かった。

また、元商家なため、雨戸のようなものが、上部にひきあげられる仕組みになっている
和風シャッターなども見ることができ、家の作りだけでも楽しい。

街のあちらこちらに人形店。本当に人形の町なのだなぁ。
「ひなめぐり案内所」に伺った際も、
「人形を買いにいらっしゃったのですか?雛めぐりですか?」と問われたので、人形を買いに訪れる人も多いのでしょうね。

人形店も多いし、書道教室や、酒屋さんも多い印象。
日本的なものが結構残っているいい町です。さすがの城下町。


割と新しい公園、
旧秋葉邸 岩槻裏小路公園 には、いろんなお人形がおりました。
たこあげの少年に、雛人形をめでる少女。

散歩する機会があるとは思っていなかったので、その日はカメラを忘れてしまい
携帯のカメラにて撮影。
(といいながら、かばんの底にカメラがあった!・・・気づいたのは帰宅後・・・)

不慣れなので、人形のお顔は逆行で撮れず後ろ姿。
彫り物みたいな、こいのぼり柄の着物が格好いい。
表情も、なまいきで、かわいいのです。
ぜひ、顔をみに訪れてみてください。





ほかにも鯉のぼりのすべり台?
雷小僧の雲など、とても素敵な遊具?ベンチ?がありました。
中央の東屋の上のこどももかわいかった。
愛のある公園です。とても素敵。


そこからすぐに岩槻藩校の『遷喬館』を訪れました。





こちらにも、人形の展示もあり、建物も楽しめました。
立派な萱葺屋根です。


訪れた先々でスタンプを押し始めると、全部そろえたくなり
マップをみながら、街のあちこちを散歩することができました。


立派なお寺や、素敵な神社もあったのだけど、写真を撮り損ねたのが残念。
また訪れろということですな。


2時間程散策して、スタンプラリーも完成して。
満足して岩槻を後にしたのでした。




蛇足くるくる毒蛇
なんだかんだで埼玉で過ごした時間は、人生の大半を占めるようになったわけですが
その割には、こども時代を過ごしていないので地元教育を経ていないこともあり
埼玉の歴史はとても疎い。
埼玉県の成り立ちを調べた時に、初代県庁所在は岩槻だったことを知り、そして、
浦和がだましとったみたいな印象をもっていたので(正確なところは知りません、あくまで印象)
岩槻じたいはとても興味をもっていたのでした。
いまや、合併してさいたま市岩槻区となり、同じ市内なのにまったく知らない。
勉強不足をしみじみ。どうにもデラシネ気分の強い私だったのだけど、足元を固めていないのだから当然といえば当然。
ようやく、故郷の呪縛からのがれ、足元を認識しだした今日この頃なのでございます。

岩槻城はさぞ立派だったのだろうなぁ。
日光御成街道沿いの町々は、誇り高そう。
以前、私にとって謎の町だった鳩ヶ谷を訪れた時にも感じたのだけど、幕府側の土地のせいか?開発されなかったので、うまくバブルをやり過ごし、街の雰囲気、土地柄が強く残っていて面白く、素敵なのです。
岩槻市内は空襲もなかったそうで、建物は新しくなってはおりますが、土地に根付く、連綿とした何かがひしひしするのでした。

なわけで・・・
訪れたお店の方に、「どこからきたの?」と問われた時に「浦和」と答えたたのだけど
岩槻からすると恨まれているかも・・・と内心ドキドキしていたのでした。
そのあたりの、土地にまつわる思いというのが、まだまだまだまだわからない。
かなりの年月は経過しましたが、新参者の埼玉県民なのでした。