二人のお母さん⑤

KOHちゃんには二人のお母さんがいます。

育ててくれたYONの知ってるお母さん。

そして産んでくれたお母さん。

産んでくれたお母さんのことはKOHちゃんは全く覚えていません。

去年の1月に育ててくれたお母さんが亡くなりその年の10月にがんが分かったKOHちゃん。

前からずっと気になっていた産んでくれたお母さんを

探す事にしました。

前回載せた記事の続きです。

記事はこちらです。

https://ameblo.jp/yon5145/entry-12627013164.html

『二人のお母さん①』

https://ameblo.jp/yon5145/entry-12627304267.html

『二人のお母さん②』

https://ameblo.jp/yon5145/entry-12627512820.html

『二人のお母さん③』

https://ameblo.jp/yon5145/entry-12627868723.html

『二人のお母さん④』

高知から帰り今度は転出先の東京☀区へ問い合わせ。

そして、、、

居場所(住民票のあるところ)が判明しました。

関東◉◉県。

どうやら存命されているようです！

すぐにでも行くつもりのKOHちゃん

「住所分かったんやったら先に手紙出してみたら？？また行っても会えるかもわからんし。」

「あ、、、そーか、そーやな。そうしてみるわ。」

手紙を投函して一週間。

「返事来んな、、」

そして10日も過ぎた頃。

出掛けてたYONが帰ってくると

「電話かかってきた、、！」

なんとかけて来た人は

KOHちゃんの妹。

正確には異父妹、、ですね。

KOHちゃんにはもう一人妹が居ました！

なんかちょっと予想はしてたけどドラマチック、、

その妹さんの話によると

一人暮らしのお母さんが手紙を受け取りその妹さんに見せたそうです。

お母さんは気も動転してしまい高齢で体調も良くない事もありその妹さんが先に連絡をしてきたようです。

そりゃ気も動転しますよね、、

2歳で置いてきた実の息子から50年以上経ってから手紙が来たって、、ね

「私は母からお兄さんがいる事を聞いてました！」

「よく探して下さって、、」

どうやら明るいトーンで話は進んだよう。

「会いに来てもらったらいいんですけど母の体調のこともあるのでまたこちらで調整して母にもゆっくり話してからでもいいですか？」

電話はお母さんには内緒でかけてきたようです。

そして、、

昨日妹さんを通じて

KOHちゃんを産んでくれたお母さんから電話がありました。

感動の、、

涙の、、、

感極まっての、、、

でもなく、、普通に？お話。

YONは横で聞いてた訳でもないのでわからないですがどうやらそんな風だったよう。

「お久しぶりと言うかなんと言っていいのか、、」

「私もあれから波乱万丈で色々ありましてねぇ、、、」

「心臓を悪くして去年は入退院を繰り返してまして、、」

「あの大阪のおうちにお住まいで？？」

など近況報告のような話をしたようです。

KOHちゃんの方は勿論何も記憶が無いから、懐かしいも、、会いたかった、、も、、腹が立つも何にも無いので。

こちらも息子たちや孫の話なんかをしたそうです。

「なんかなぁ。不思議な感じや。」

そうやね。そりゃそうなりますよね。

と言う訳で初会話(正確には勿論違いますが)は

そんなドラマチックではなかったようです。

「声は元気そうな感じやったな。受け答えもしっかりはしてた。」

そして

妹さんとも話して直接会いに行く事になりました。

また続きます。

がんと関係無いお話のようですが、、

がんになったから、、

探そう！

って思ったKOHちゃん。

病気になったことで何かが変わるきっかけになった。

だからこれも病気のお話なんですよね。

行動を変えて人生を好転

そんないいきっかけになりますように

お読み下さりありがとうございます

にほんブログ村