Vancouverで予約した安宿がくせ者でした。

 

安いからとキッチン・シャワー・トイレ共同の家にしたのですが、大きな家とはいえ子供たちが時差ぼけで真夜中に目を覚まして騒ぎ始めたときに「しまった!」と後悔。。。

 

2023年のトロント滞在の時のように、多少高くても自分たちだけの家を予約すべきでした。

 

一体何度「同じ家に寝ている人がいるからシーッ!」と言い聞かせたことでせう。。。

 

家族みんな時差ぼけのずれ方が微妙に違うところもくせ者で、眠い人もいれば、眠れなくて困っている人もいる状態。

 

1日目・2日目は、物音に大変気を遣いました。

 

殆ど中国人の方ばかりで日本人ほど音に神経質ではないとはいえ、夜中は静かにしないと。

 

今後似たような状況になった時は、多少空港から遠くてタクシー代がかかっても、自分たちだけの家を借りようと思います。もしくは少し狭くて高額になっても、自分も時差ぼけの状態でこんなに神経を使うならば納得の差額です。うちのやんちゃ坊主がベッドで飛び跳ねるようなお猿さんなうちは、ホテルも却下です。

 

安いから仕方ない…とはいえ、

 

共用のキッチンはモノがあふれていて、ものすごい使用感があり、ゴミ箱はゴミがあふれ、掃除が行き届いていません。

 

冷蔵庫は崩壊寸前に満帆で、開けるたびに気分が悪くなるようなすえた匂いがします。

 

個室にあるテレビは壊れ、こちらも埃っぽくて清掃が行き届いていません。

 

物件情報にはwifiが使い放題とあるものの、半地下の個室にはwifiが届かず、共用キッチンかダイニングでのみまともにネットが使える状態です。

 

照明や飾りなど備品にはあちこちクモの巣がからみつき、カーテンやラグなどの布製品はいつ洗ったのか分からない状態。

 

そして滞在記録①で衝撃を受けたトイレ問題。

 

10人近い住人が大きな家にいて、トイレが1つしかないんです。そしてそのトイレはシャワールームと同じ場所にあるので、誰かが長風呂をはじめると悲劇が起こります。。

 

1個は完全に壊れていて使用不可。前の宿泊客が壊していったとのことですが、「週末に店が閉まっていて、必要な材料が手に入らないから修理できない」と、丸4日間トイレ1個で過ごしました。まだまだおもらし&オネショの心配があるうちの息子達をかかえてこれはかなりの!ストレスでした。

 

そしてこの男性人のトイレの使い方の汚いこと。誰が使ったか分からない上がったままの便座をおろすのは生理的にかなりイヤでした。ちなみにうちの男子たちは、座って小用するよう躾けてあります。

 

トイレが使えるほうのシャワーはとても水の出が悪く、浴槽も汚くて、物心ついてからの人生の殆どをコロナ禍で過ごし衛星感覚にうるさい次男はドン引き(;^ω^)

 

トイレが壊れているほうのシャワールームは使えるものの、便器が分解され、パーツが床に散乱しているので非常に不愉快な匂いがします。

 

長旅と時差ぼけで疲れている身としてはゆっくり清潔な場所でシャワーを浴びたいのですが、カナダに着いたばかりの4日間はそれもかなわず、5日間目にようやくトイレが修理されたときには、ありがたみをかみしめました…(涙)

 

そして、際立って意地悪な同居人はいませんでしたが、ちょいと腹のたつことが。

宅配のお食事を頼んだ人がいたのですが、どうも宅配の人は手渡しせずに、食べ物を玄関先に置いてピンポンだけして去ってしまったのです(これ普通なの?)。

ドアを開けたら、明らかにデリバリーの食事だったので、近くにいた中国の方に「どうしたらいいの?」と聞いたら「2階のトイレの右隣の人が頼んだんだよ。呼んできて。」と言われ、呼びにいったら、部屋の中から「あ、そう。キミ、持ってきてくれる?」みたいなノリの返事。

 

いや、お母ちゃんはアンタの召使じゃないから!!

 

と心の中で毒づき、ほとほと呆れるということがありました。

 

キッチンは一般的な日本の台所よりは広いものの使いたい時間がかぶるとなかなか不便です。独身や夫婦2人だけならともかく、子供を抱えた状態でのシェアキッチンはもう懲り懲りだと実感しました。

 

ちなみに、7泊で1,221カナダドルでした。