どうも。ヨモヨモです。

5月10日放送分のカンブリア宮殿を先ほど見ました合格
今回のゲストは一澤信三郎帆布店主 一澤信三郎 氏ですひらめき電球

1️⃣一澤信三郎帆布について

創業:1905年


職人数:70名


店舗数:1店舗

※ 通販など一切なし



2️⃣一澤信三郎帆布 成功の秘訣

●創業以来変わらぬこだわり、変わるデザイン
一澤信三郎帆布では1905年の創業以来、丈夫な帆布の特徴を生かして道具箱づくりに励んできた。

そのこだわりは細部にまで宿り、硬い帆布に折りジワをつけて型崩れを防止したり、縫い糸を隠したりといった一手間が加えられているのである。

その上で、時代に合わせたデザイン変更は都度行われてきた。
道具箱から始まったものづくりは自転車かばんに、そして現代ではトートバッグやリュック、ビジネスバッグに至るまで幅広いラインナップを取り揃えるようになったのである。

●店舗は京都の一店舗
一澤信三郎帆布の大きな特徴の一つは『京都の一店舗のみでの販売』である。
もちろん、ネット通販の類も行なっていないのである。

流通が間に入ることによってお客様と距離ができてしまい、真の要望が見えなくなってしまうことを危惧しての判断である。

京都の一店舗は工場に近く、職人との距離が近いため、ものづくりに対する厳しい目を持ち続けることができるのである。

●お客様からの信頼がお家騒動復活の原動力
2004年に先代店主であった父の他界により、実兄との会社所有権争いに巻き込まれてしまったのである。

元々父が会社の顧問弁護士に預けていた遺言書には信三郎氏が会社株式の67%を譲り受ける旨の記載があったが、その後実兄が後から2通目の遺言書の存在を申し出たのである。
その2通目の遺言書には、実兄が会社株式の80%を譲り受ける旨が記載されていたのである。

実兄が申し出た2通目の遺言書には不可解な点も数々あったが、裁判所の判決は『2通目の遺言書は有効』というものであり、信三郎氏は経営権を失ってしまったのである。

しかし、日頃信三郎氏を信頼していた職人やお客様からの要望に応え、信三郎氏は『一澤信三郎帆布』という新会社を設立したのである。
その後、再出発の日には支援の会の寄付により新聞の全面広告を打ち出してもらい、新店舗はほどなく人気店へとなったのである。

さらに、その後の訴訟によって、2通目の遺言書は不適合という判決となり、本家一澤帆布社長の座に返り咲いたのである。


3️⃣学び

・流通が入るとお客様と距離ができてしまう


・拡大しなくても成功できる永遠のビジネス



4️⃣感想

ネット通販なしで人気を博している一澤信三郎帆布ですが、その背景には根強いファンを押さえていることが大きく貢献していると考えられます。


時代が移り変わるに従い『道具箱』の様相も徐々に変化させましたが、その根幹をなす品質には一切妥協しなかったことにより、元来からのファンがデザインの変化を受け入れ、新しい客層を取り込むことに成功したのではないかと思いました。


また、お家騒動があった際も、ファンから構成される『応援する会』に支えられ、新聞に全面広告を出せたということその根強さを物語っているのではないかと感じました。


無理に業容を拡大しようとはせず、良いものを世に送り出し続けることが競争力となっているのではないかと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

5月8日放送分のガイアの夜明けを先ほど見ました合格
今回は東京ミッドタウン日比谷とそれに関わるテナントについてご紹介します💡

1️⃣東京ミッドタウン日比谷
皇居やオフィスビルが並び立つ日比谷はこれまで、閑散としており商業には向かないと考えられていた。

その日比谷に3月下旬、『東京ミッドタウン日比谷』がオープンしたのである。
仕掛けたのは三井不動産。六本木の東京ミッドタウンで成功したノウハウを活かし、閑静な日比谷に商業施設をオープンしたのである。

お隣の銀座との差別化を明確に打ち出すべく、日比谷の閑静な雰囲気を店舗づくりにも反映している点が人気の秘訣となっているのである。

目玉はテナントの約半数を占める飲食店であり、日本初出店が目白押しなのである。

その中でも誘致担当者が一際注力したのが目黒にあった『モルソー』の誘致である。
モルソーは、ハンバーグとフォアグラのソテーなどで支持を集めた人気店であり、目黒の店舗を畳んでの移転となった。

知らない土地、運営コスト4倍の店舗など不安要素が多々あったが、薄さ0.01mmのふわふわチーズなど新たな名物を創り出し、数ヶ月先まで予約で一杯の人気店に仕上げたのである。


2️⃣三井不動産 ✖️ 有隣堂
1909年創業、首都圏に36店舗を構える書店の有隣堂では、ネット通販や電子書籍の台頭で苦境に立たされている。

その有隣堂が、東京ミッドタウン日比谷への出店で勝負に出たのである。

東京ミッドタウン日比谷の一等地に出店が決まり、クリエイティブディレクターの南貴之氏協力のもと、『日比谷セントラルマーケット』を開業したのである。

日比谷セントラルマーケットでは、アパレルショップから理容室、居酒屋まで揃う混在ショップであり、お客様を呼び込むコンテンツという軸で店づくりが行われたのである。

そのため、南氏の細部にまでこだわる店づくりにより、有隣堂は年間営業利益の6割にあたる2億円以上を投資し、スタートを切ったのである。



3️⃣学び

・銀座にはない日比谷ならではの強み


・コンテンツの誘致で施設の成否が決まる



4️⃣感想


東京ミッドタウンで成功を収めた三井不動産では、日比谷一帯を再開発すべく、帝国ホテルの株式を取得するなど精力的な活動を行なっていることがわかりました。


その核となるのが今回紹介された東京ミッドタウン日比谷であり、モルソーや有隣堂の誘致など、独自色による差別化を狙っていることがよく分かりました。


その上で、各コンテンツに三井不動産の成功体験を味付けし、テナントと三井不動産双方に旨味がある着地点を模索していることがわかりました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

5月1日放送分のガイアの夜明けを先ほど見ました合格
今回はローカル鉄道の行く末についてご紹介ですひらめき電球

1️⃣JR三江線 代替交通の模索


日本国内では過疎化が進行しており、ここ50年間で約4,500kmの赤字路線が廃線となっている。

廃線となった地域では、過疎化が促進される結果となってしまうため、代替交通の模索が急務となっているのである。


今年の3/31に廃線となったJR三江線もそのうちの一つである。

本線は35の駅を抱えていたが、ほとんどの駅で1日の乗降客数10人以下という状況であった。

しかし、利用していた住民にとっては重要な交通手段が断たれることとなり、生活の足がなくなることを意味する。

そのため、地域をあげての代替交通模索が廃線と並行して進められたのである。


代替交通としてテコ入れされたのはバスであった。

既存のバスは6つの自治体が独自に運営しており、乗り継ぎの悪さや停留所の利便性が低かったりと、利用しづらい状況となっていた。

そのため、一定区間内であればどこでも乗れる『フリー乗車区間』の設定や、これまでの鉄道の3倍以上にあたる1日13便の運行など、利便性を高める改革を行ったのである。

バスの割高な運賃がネックとなっていたが、バス会社の協力もあり、町内一律200円という特別設定も実現したのである。



2️⃣平成筑豊鉄道 魅力的な観光資源の発信


資金力のない第三セクターの鉄道も苦境に立たされている。

そのうちの一つが福岡の平成筑豊鉄道である。平成筑豊鉄道は3路線を運営しているが、駅の老朽化などが進行し、近隣学校の最寄駅にもかかわらず利用してもらえないという状況となっていた。


そこで、社長を公募で決定し、この度改革に乗り出したのである。

新社長となった河合氏は鉄道関連のデザインを手がける水戸岡氏と前職でコネクションを築き上げており、今回そのツテで観光列車をデザインしてもらえることとなったのである。


また、最寄駅にもかかわらず利用者が非常に少ない学校に聞き取り調査を行い、暗くて汚い駅の改善に乗り出したのである。


さらに、レストラン列車や地元酒蔵の工場見学ツアーなどを計画しており、今後観光資源としての地方鉄道を実現しようと考えているのである。



3️⃣学び

・どのような形で生活の足を確保するか


・地元民の当たり前は観光客の関心ごと



4️⃣感想


ローカル鉄道は過疎化の煽りを受け、財務状況の悪化が懸念されていることが今回の放送でよくわかりました。


しかし、地元利用者の観点で考えると生活に必要不可欠な公共交通手段であることがわかりました。


地元利用者の高齢化も進行する現状だからこそ、利用者の利便性を再考する一方、観光資源化による外部からの資金調達を検討する必要があると感じました。


観光による黒字の基盤づくりができてこそ、地元利用者への還元が考えられるようになるのではないかと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月26日放送分のカンブリア宮殿を先ほど見ました合格
今回のゲストは鈴廣かまぼこ社長 鈴木博晶 氏ですひらめき電球

1️⃣鈴廣について

創業:1865年


売上高:104億円



2️⃣鈴廣かまぼこ 成功の秘訣

●かまぼこ戦略
鈴廣は創業から150年かまぼこ一筋で事業を成長させてきた。

本社のある風祭は『かまぼこの里』という一大施設になっており、年間100万人の観光客が訪れる小田原の名所となっているのである。

かまぼこの里には、通常のお土産屋さんがあるだけではなく、かまぼこを試食できるバーや、ちくわの手作り体験ができる施設まであり、幅広い客層が楽しめる施設となっているのである。

そのため、かまぼこの市場規模が40年間で1/5にまで縮小しているのに対して、鈴廣は着実に売上を伸ばしているのである。

●老舗にあって老舗にあらず
1本4,000円近い鈴廣の最高級かまぼこ『古今』は、伝統製法を用いた手作りによって作り出されている。
そのこだわりは素材選びから味と食感にまで満遍なく渡っており、国家資格を持つ職人や『魚肉タンパク研究所』での基礎研究によって支えられているのである。

また、8代目の昭三氏は早くから消費の新しい形を考え、本社にある店舗をドライブイン形式にしたり、労働者の重労働や劣悪な環境に配慮し、製造の機械化を推し進めたのである。

●鈴廣のかまぼこではなく小田原のかまぼこを作る
鈴廣では、小田原を代表するかまぼこ店としてライバルかまぼこ店に対しても可能な限り技術をオープンにしているのである。

その典型的な場が技術研修会である。
本研修会では、かまぼこ作りの基礎を惜しみなく披露し、小田原かまぼこ店の底上げに貢献しているのである。


3️⃣学び

・老舗にあって老舗にあらず


・労働環境と品質を改善するための積極的な機械化



4️⃣感想

かまぼこ業界において絶対的地位を築き上げている鈴廣ですが、その過程では革新的な技術や取り組みにより、常に時代の先取りをしていたことがわかりました。


その上で、伝統的製法による最高級かまぼこの製造やライバル店への指導など、小田原のかまぼこを代表するという自覚を持ち、地域のお店と協力していることがわかりました。


『小田原=かまぼこ』というイメージを定着させることにより、鈴廣の地位もより強固になるのではないかと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月24日放送分のガイアの夜明けを先ほど見ました合格
今回は世界に挑むセイコーの最高級ブランド『グランドセイコー』についてご紹介します💡

1️⃣グランドセイコーの挑戦

●時計市場の現状
世界の時計市場では、スイス勢の高級腕時計が確固たる地位を築き上げている。
高級腕時計は数百万円クラスのものが多く、日本の時計メーカーは軒並み中級機という位置付けを強いられてしまっているのである。

日本市場においても、腕時計の74%が輸入品であり、そのほとんどがロレックスやオメガ、ルブロをはじめとしたスイスブランドである。

特に、1979年創業のルブロでは、比較的歴史が浅いにもかかわらず、耐久性と高級感を両立した特殊合金や、今までに無いような素材・デザイン使いにより近年人気を集めており、平均価格200万円を実現しているのである。

●グランドセイコーの改革
国内大手時計会社のセイコーでは、『グランドセイコー』というブランドで最高級の腕時計を販売している。

しかし、世界市場ではまだまだ認知度が低く、認知されていても中級機という位置付けとなってしまっているのである。

そのためセイコーでは、グランドセイコーのテコ入れに着手した。
これまでにない女性向け高級機械式腕時計の製造を部品レベルから行い、330万円という強気な価格設定の逸品を生み出したのである。
今後の売れ行きに期待したい。



2️⃣学び

・フラッグシップは世界レベルでの高付加価値商品にする

・部品レベルからこだわる



3️⃣感想

国内で製造される腕時計については、高品質でそこそこな価格のものが提供されているとこれまでは感じていました。


しかし、世界市場に目を向けると、数百万円クラスの超高級腕時計が当たり前のように取引されており、日本企業はその超高級市場で認知されていないことがわかりました。


今回のグランドセイコーを皮切りに、品質以上の付加価値となるデザイン性や高級感の高い腕時計が日本企業から発信されることを期待したいと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月19日放送分のカンブリア宮殿を先ほど見ました合格
今回のゲストはハングリータイガー創業者 井上修一 氏ですひらめき電球

1️⃣ハングリータイガーについて

創業:1969年


売上高:23億円


店舗数:10店舗


平均客単価:2,220円 (ファミレス平均:1,000円)



2️⃣ハングリータイガー 成功の秘訣

●元祖炭火焼き
ハングリータイガーは、丸々とした牛肉100%の牛肉を炭火で焼き上げ、客席に持っていった鉄板で仕上げるといった、『炭火焼き』の元祖である。

また、過去O157の患者を出してしまった苦い経験から、ハングリータイガーでは生焼けの肉は提供せず、特殊な機械を用いて内部まで熱を通した肉を提供し、お客様の安心安全に貢献しているのである。

●ワンランク上の接客
ハングリータイガーでは、平均客単価2,220円という高い水準を維持しつつ、ピーク時は2-3時間待ちという高い人気も維持しているのである。

その大きな要因となっているのが質の高いサービスにある。
ハングリータイガーでは、チャコールマンと呼ばれる肉焼きのプロが店舗全体の司令塔も兼ね、誰に・どのタイミングで・どの料理を提供すれば良いかを見極めているのである。
また、フロア全体を見渡しているため、ソースのお代わりなどお客様のお困りごとを事前に察知し、言われる前にサービスを施すという『サイレントサービス』を行なっているのである。

そのため、お客様のリピート率は驚異の80%を誇っているのである。

●最高のサービスのための働き方改革
ハングリータイガーでは、最高のサービスを提供するために従業員の働き方改革も早期に手掛けてきた。

週休2日制をはじめとして、年2回のお小遣い付き4連休、年間12万円までの他飲食店視察費用など、従業員のサービス意識を上げる取り組みがされているのである。

さらに、オーストラリアの自社牧場を視察するための費用は全額会社負担としており、自社肉への愛着と理解を深めてもらっているのである。


3️⃣学び

・期待以上の美味しさとサービスを提供すればリピーターはついてくる


・最高のサービスのために、従業員の働き方改革



4️⃣感想

炭火焼きの元祖、ハングリータイガーでは、O157の発症やBSE問題による牛肉離れなど、倒産の危機を経験しました。


しかし、その状況において一番の支持者はお客様でした。

危機に面したことにより、自社が続けてきた味作りや店づくりが間違っていなかったことがわかり、また、それが従業員の励みになったのだと思います。


お客様からの信頼は些細なことで崩れると言われますが、ハングリータイガーの場合、各事件が起こっても揺るがない信頼を構築できていたのだと感じました。


ではでは
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4月17日放送分のガイアの夜明けを先ほど見ました合格
今回はセカンドキャリア組でスピーカー市場に革命を起こしている『サウンドファン』についてご紹介します💡

1️⃣サウンドファンの新規性

2013年創業のサウンドファンは社長をはじめとした従業員の大半が高齢者である。
定年後のセカンドキャリアとしてサウンドファンを選択し、スピーカー業界に革命をもたらしているのである。

サウンドファンが手がける『ミライスピーカー』は、従来のスピーカーとは異なり、曲がった振動板から音を出す仕組みとなっている。

このスピーカーの利点は以下2点である。
①振動板の大きさに自由度があるため、振動板に広告などの表示物が可能
②従来のスピーカーよりも音の減衰が小さく、よりクリアな音を遠くの人まで届けられる

上記利点を生かし、凸版印刷とコラボしての広告業界への売り込みや、各種難聴者向けのスピーカー作りに邁進しているのである。



2️⃣学び

・セカンドキャリアとして、やりたいことで社会貢献



3️⃣感想

ミライスピーカーの構造や付加価値は既存のスピーカーにないものですが、それらを開発し市場に出しているのがセカンドキャリアの方々であるということには非常に驚きました。


セカンドキャリアだからこそ、腰を据えて自ら形にしたいアイデアを思い通りに製品に落とし込めるのではないかと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月12日放送分のカンブリア宮殿を先ほど見ました合格
今回のゲストは豪華客船『飛鳥Ⅱ』を運行する郵船クルーズ社長 服部浩 ですひらめき電球

1️⃣郵船クルーズについて

設立:1989年


年商:147億円



2️⃣郵船クルーズ 成功の秘訣

●飛鳥Ⅱの運行
郵船クルーズでは現在、飛鳥Ⅱの運行を行なっている。
本客船は436の客室、フィットネスクラブやゴルフレッスン場などの各種レクリエーション施設を含む豪華客船であり、累計乗客数は86万人を誇っている。

その人気は飛鳥の時代から変わらず、客船の人気投票『クルーズ・シップ・オブ・ザ・イヤー』で26年連続日本一を獲得しているのである。

●飛鳥Ⅱのホスピタリティ
飛鳥Ⅱは長期渡航の際には470名のクルーが働くこととなる。おおよそ乗客2名に対して1名のクルーがつく計算である。

また、レクリエーション専任のクルーや料理クルーも駐在しており、お客様を飽きさせることなく24時間思い思いの時間を過ごしてもらえるよう工夫が凝らされているのである。


3️⃣学び

・海上の動く街


・リピーターを飽きさせない仕組み



4️⃣感想

クルーズ人口はここ10年で7万人が増加していると言われていますが、その市場において不動の地位を築いているのが飛鳥Ⅱであるということがよくわかりました。


旅費さえ払えば船内サービスが無料で受けられるという割安感と、それ以上の品質、そして何よりホスピタリティが人気の理由ではないかと感じました。


豪華客船や豪華観光列車など、高齢者の高級志向を取り込むのが近年のトレンドなのではないかと思いました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月5日放送分のカンブリア宮殿を先ほど見ました合格
今回のゲストはメガネスーパー社長 星﨑尚彦 ですひらめき電球

1️⃣メガネスーパーについて

創業:1973


売上高:1789205万円


店舗数:369店舗


社員数:1,136



2️⃣メガネスーパー 成功の秘訣

●価格競争からの脱却
メガネスーパーは元々、低価格戦略で市場に参入したのである。
しかし、2000年代に入るとより低価格なメガネチェーンが台頭するようになり、熾烈な価格競争から赤字へと転落してしまったのである。

そこで、星崎氏は価格競争からの脱却に舵を切ったのである。
元々目と眼鏡に関する知識が各社員豊富であったことを強みと捉え、『アイケア戦略』と銘打って、顧客の目に関する課題を解決する営業スタイルに方針転換したのである。

そのため、ゆっくりカウンセリングできる店舗に内装を変更し、顧客の目の課題を明確化する40項目のトータルアイ検査を実施、さらには目のリラクゼーションコーナーやサプリメント・目薬まで、目の健康に関する設備と商品を揃えたのである。

その結果、現在の客単価は3万6,000円となり、量販店の3倍の数値を叩き出しているのである。

●顧客満足度向上で新規商売につなげる
メガネスーパーでは、眼鏡の洗浄や修理については他店舗で購入したものでも無料で対応し、顧客の間口を広げているのである。

また、老人ホームなどに対しては出張サービスも行っており、他店舗がアプローチできていない顧客の取り組みを積極的に行なっているのである。

そのため、洗浄や修理から眼鏡の買い替え情報を仕入れ、時には買い替えを推奨し、新規顧客の取り込みに成功しているのである。

●徹底した現場主義
星崎氏は、パスポート含めた一通りのビジネスグッズをキャリーケースに入れて持ち運んでいる。
その理由は、何か起きれば即現場に出向くことが重要と考えているからである。

その現場主義は社員にも徹底されており、仕入れやキャンペーン、店舗作りまで現場に一任しているのである。
店舗作りについては、ボランティアの社員が店舗改装に出向き、全国の店舗での成功ノウハウを詰め込み、より良い店舗作りを目指しているのである。


3️⃣学び

・現場に行くのではなく自分が現場になる


・最前線の現場は厚遇されるべき



4️⃣感想

現場主義とはこれまでも言葉として何度も聞いてきましたが、社長自らが現場に出向き、何が起こっているかを感じ解決するという徹底ぶりは星崎氏が初めてだったのではないか、と感じました。


現場を知り尽くした人間だからこそ、現場の能力や意向を反映させた戦略を取ることができ、結果的に業績が伸びているのではないかと感じます。

その上で、「小売は評価されるべきだし能力を高めるべきだし、厚遇されてもいいはず。」という言葉は真剣度が高いと感じました。


現場が一番大変なことを知っているからこそ、泥臭いことも最前線でやっていけるのではないかと感じました。


ではでは
どうも。ヨモヨモです。

4月3日放送分のガイアの夜明けを先ほど見ました合格
今回は炊飯専用土鍋の拡販についてご紹介します💡

1️⃣長谷園 『京都の土鍋 かまどさん』
三重県に拠点を構える長谷園は、炊飯専用土鍋である『京都の土鍋 かまどさん』を開発・販売している。

長谷園は1932年に築窯し、古琵琶湖層の土壌と伝統的な伊賀焼の製法を用い、蓄熱や吸水性に優れた土鍋を製造しており、蒸し野菜や燻製鍋など手広く手がけている。

その長谷園が手掛けるかまどさんは、ご飯が美味しく炊けると好評で、累計80万個販売、現在でも半年待ちの逸品となっている。

そして、この度電気釜を新たに開発することとなったのである。



2️⃣長谷園 × siroca
電気釜の開発で長谷園が頼ったのが、近年急成長を遂げているsirocaである。

sirocaでは、電気釜の味を再現する温度プログラムの作成に悪戦苦闘しつつ、何とか販売まで漕ぎ着けたのである。

しかし、その後の予約販売会は散々な結果であった。
その理由はセールストークの準備不足である。
そのためsirocaでは、長谷園の窯元を訪ね、美味しく炊ける秘密から製造プロセスまで、商品を語るために必要な情報や知識を入手したのである。

使い勝手を実感ベースで語れるようになり、今後の拡販に期待が持てるようになったのである。



3️⃣学び

・価値を認めてもらえれば高くても売れる


・新発売迄にはセールストークを完成させる



4️⃣感想


かまどさんで土鍋炊きの新市場を開拓した長谷園ですが、電気釜の開発には苦戦したことが見て取れました。

それだけ土鍋が自然にできている温度制御を再現することが難しいということがわかりました。


また、新しい市場を開拓する商品だからこそ、他商品との違いを明確に説明できなければ、消費者の購買意欲を引き出すことができないということが学べました。


ではでは