こんばんは*

今月は本の読書感想文を書きたいと思います。理事長先生が書いた初の小説『ハピネスマネジメント』をいち早く読ませていただきました‼︎



物語の主人公は、出版社に勤めて5年目になる秀樹。大学のサークル活動で素晴らしい先輩や仕事で成功している人々に出会い、仕事の面白さに目覚めて社会に出てからはひたすらに仕事で邁進してきた、いわゆるTHE 仕事人間。



物語のスタートの年代が同世代の所から始まったので、最初の方は感情移入しながら読んでいました。

働き始めて何年か経ち、仕事にも自信を持って取り組めるようになってきた。しかし、昇進、結婚、親の事、身近な存在の死、、、だんだんと人生のステージが変化していく。その変化に戸惑いながらも現実を受け止め、自分がどうするべきかを秀樹は探し求めていきます。



全体を通しての感想としては、秀樹はとにかく強い芯を持っている人だという事。しかしそれは最初から持っていた訳ではなく、人との出会いを経てまず核が出来て、時間の経過と様々な経験を経て芯が少しずつ太くなっていったものだと思います。

私が一番感情移入したのは、後輩に指導するシーン。一人で仕事をするのには自信がついてきたとしても、"人を育てる"というのはそう簡単にはいきません。
何も知らない赤ちゃんを育てるのではなく、今まで何十年と生きてきて自分の考えを持っている大人を相手に"育てる"というのは、とても難しい事だと思います。


もちろんうちの職場であんな修羅場な言い合いがあるという訳ではありません💨笑 
しかし私はいつも指導が上手くできない事にもどかしさを感じてしまうので、あの場面の秀樹の気持ちはなんとなくわかります。
あのひと山の乗り越え方を、私も実践出来たらなぁと思います。



あとは、あゆみ先生も感想ブログで書いていましたが、私も不倫の所はちょっと残念でした😞笑 
仕事もバリバリ出来て完璧に見える秀樹でも、人として弱い部分もあるという人間の不完全さが描かれていたと思います。しかし、秀樹には是非誘惑に打ち勝って欲しかったです😤笑
女性が多い職場なので、ここは賛否両論分かれる展開かもしれませんね🤔笑



物語を通していつも理事長先生が私達に言っていることが随所に盛り込まれていたので、自然と読み進める事が出来ました。そしてその度に理事長先生の顔が頭をよぎりました


この本をもしも理事長先生の事を全く知らない方が読んだら、一体どんな感想を持たれるのかな。というのも気になる所です📙💡