三十数年の風雪には耐えられなかった様で、フロントフォークのメッキが剥離して下地まで見えてます。
ロゴステッカーの貼られた部分はメッキが綺麗なままですが他は残念な状態です。
再メッキ、再塗装もアリだと思いますが、ヤレ具合も楽しむ位のスタンスがあってもいいのかなあと思います。
分類上はラットカスタムに入るのかな?いやきっとオイリーラグレストレーション的な。
まあどっちでもいいんですが。
年式相応の外見の経年劣化はあるが中身はしっかり整備されて安全に乗る事が出来る。ここら辺が狙い所なんです。
私のレストア対象が捨てられる運命にある雨ざらしの個体ばかりというのもあるんですけどね。
軒先で捨てられる日を待っている不遇な車体を見ると放っておけないんです。買取交渉しちゃいます。
新車の様に光輝く旧車も素敵ですが数十年の歴史を刻み込んだ車体も味わい深いです。
そう考えるのは私だけかもしれませんが。
埃にまみれ錆びついた車体でも時間と手間を掛けてやれば再び走り出す事が出来るんです。
手間さえ惜しまなければ。
アルマイトの掛かったパーツとメッキパーツは風合いの変化を付け辛いので、どう作業すればいいヤレ具合だけを残す事が出来るか日々試行錯誤です。