遠くの大学に通っている元お弟子さんが、久しぶりに

レッスンお願いします、とやってきました。


頼りない?小さな男の子だった彼も

すっかりたくましくなって、

就職活動でも内定を2社ももらえたそうです。


よかったよかったーーー!


アピールポイントで強力に効いたのは

ヴァイオリンを20年続けている

ーということだったそうです。


部活でもスポーツでもせいぜい6年とか8年の中、

20年というのは非常に好感を持って

そして驚きや尊敬?さえ感じてもらえたそうです。


音楽大学でない大学に進んだのに

帰郷する度にレッスンしてくださいと

現れる彼は、私にとっても

確かに他には無い存在です。


今日も半年分くらいの毎日の疑問の答えを

見つけられたようで、

ごきげんでした。


でもねーこんなこと、昔から言ってた事だよー。

やらされている時には取ることができなくて

自分から欲した時にはさっと取れるのよねえ。


「本当に昔はもったいないレッスンの受け方をしていました。」

彼も笑いながら言います。


レッスンに行ってもいやいやで

ちっとも進歩しない?

そんな子をずっと高校までレッスンに通わせてくれた

お母さまに、今とても感謝だそうです。