コンクールの審査をしました。


今やコンクールと名がつくものは全国にいっぱい!

そんなに必要???


そして講評を書きながら、人のことを偉そうに言える自分じゃないのに

…と嫌になります。


でも、たくさんの出場者の演奏を聴くと、感動があります。


小さな子供からおとなまで、

みんなそれはもう一生懸命に演奏してくれます。


小さな子が大きく豪華なホールに嬉しそうに弾いていたり、

思春期の子供たちがたぶんいろいろなことに迷いながらも

集中して演奏する姿や、

大きな勇気をもって出場されたであろうおとなの皆さんの演奏…。


一心不乱に紡ぎだされた音楽は、どれも素晴らしい。

このステージに立つまでの努力と勇気がすでに尊いのです。


すごい人数を集中して聴き続けるワタシはタイヘン。

耳と精神が疲れます!

それぞれに素晴らしい演奏に点をつけるのも

実に嫌~な仕事です。

音楽に点数なんてつけられません!

やっぱり審査員のお仕事はもうしないっっ…。


…でも、ありきたりの言葉ですが、元気をいただくのです、

いえ、何かいろいろなことに気づきをもらったり…とでも言ったらいいのでしょうか。

…どうも私の方がたくさんもらっているようです。


審査員のお話が来たらまた受けてしまいそうです(^_^;)