読み聞かせ中にしてはいけないことを、またやらかしてしまいました。

 

どうしても泣けてしまう絵本が一冊。


そう、読み聞かせ中に、読みながら自分が泣いてしまうこと。

 

 

あっという間に大きくなってしまった我が子の子育て真っただ中、自分はちゃんと向き合ってこれたのかな、という後悔・・・?

 



‘だっこ’も、もっとすればよかったかな。

標準より軽めの子どもだったから、あの頃はさんざんしてきたつもりだったけど…もっともっとすればよかったかな。

 


肝心なとき目を見て話せていたのかな。

余計なときに見張ってばかりいたような…穴があくほど見つめてきたつもりだったけど、もっともっと見てほしいときもあったのかもしれない。

 


食わず嫌いばかりで、お子さまランチのようなメニューは苦手で、ひたすら和食が大好きで。

なかなかいろいろなものが食べられるようにはならずだったけど、年齢や環境、本人の努力?あってか一応これだけはクリアかな。

 


果たして、いったい、みんなにあいされる”しろくま”に、今頃なってくれているのかな…。

いろいろ厳しく言ってきたつもりではあったけど、最後には結局甘やかしてしまっていたから。たくさんの人の中でちゃんとうまくやれているといいんだけど。

 



このブログでもたびたび登場する大好きな絵本。


『しろくまのそだてかた』

うつみ のりこ: 作

飛鳥新社



1つめの記事はこちら 


2つめの記事はこちら ☆☆


3つめの記事はこちら ☆☆☆


4つめの記事はこちら ☆☆☆☆




 



先日の図書館での育児コンシュルジュタイムで、久しぶりに読みました。


この4月から職場復帰や、お引越しでお会いできなくなってしまうママさんたちに、おせっかいながらほんの少しだけエールを送りたくて。




絵本の途中で涙を流してくださるママさんを見て、わたしもこんなふうでまだまだ発展途中だから、みんなと同じ立場でどうしても泣けてしまう。

 


読み終わると、「首が座って外に出られるようになった4か月の頃からこの場所にきて、おしゃべりするのが楽しかったから・・・」と涙を拭ってくださるママさん。

 



一方で

 

わたしたちがティッシュで涙を拭きながらそんな話をしているときでも、赤ちゃんたちはずっとにこにこ。

 

わたしたちの様子を見て、どの子もみんなにこにこしている。


中にはケタケタと声をあげて笑っている子も。

 


その屈託のない天使のような笑顔を見てまた泣けるわたし。


 

 

大丈夫。

やっぱり、子どもはこんなふうにわたしたちとつながっている。


どんな時もママを受け入れてくれ、ママのことを誰よりも理解しようとしてくれている。



子どもは、わたしたちが悲しくて泣いているのではなく


まだ生まれて間もない自分を、


少しでもより良く育つようにと絵本がある場所へと連れてきてくれたママに、


自分の成長をみんなが喜んでくれていることに、


「ありがとう」とにこにこ笑って声をあげてくれている。



全部全部わかっている。




ーー しろくまが いちばんすきなもの、

        それは あなたの えがおです。 

                                         〜本文より〜

                                     


だから…


自分のことを大好きでいてくれる人のために、どんな時も笑顔で過ごしていきましょう。


この世の中は便利なものだらけだから、どんどん手抜きしていきながら、どうか子どもたちの大好きな笑顔のママでいてください。


 

親である限り、いつまでも不安はいっぱい。

だけど、喜びも嬉しさも幸せもいっぱい。



そして、毎日の子育ては奇跡の連続。



目には見えないけれど、この奇跡の連続がたくさんたくさんつながって、きっときっと自分も子どもも強くする!

 


4月、新しい生活。

がんばれ、ママさん!!