日伊OB戦 | verdy復活

日伊OB戦

「サッカーってホントに楽しい!」と示してくれた80分間だった。
もちろんOB戦と名を打つ試合。勝負という意味では少々物足りない。でもそれはスーパースターの面々。一つ一つのプレーに観客席は盛り上がった。

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イタリアからバレージ・ヴィエリ・Dバッジオ・コスタクルタ。日本からはカリオカ(ラモス)をはじめ木村和司・柱谷・きーちゃん(北澤)そして前日J2の試合だったにも関わらず参戦したカズ(三浦カズ)と両チーム共に90年代を大いに沸かしたメンバーが中心。
体系こそ大柄になり、スピードもさほどないが基本的なサッカー技術であるトラップ・パスのタイミング・FWの裏の取り方どれも超一流だった。
「実際プレー知ってるのはカズとふくちゃん(福西)くらいだよ。」と一緒に観戦した中2に息子も「すげーすげー」の連発。
面白かったのはもちろん、一つ一つのプレーも勉強になったに違いない。


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結局彼の出場は叶わなかったが「ロベルトバッジオ」コールが鳴り止まなかった。




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「この日のためにビールとラーメンを抜いた」と言っていた彼もブログで

「こんな試合二度と見れないし せっかく日本まで来てプレーしてくれる

イタリアの選手達にも 出来れば満員の観客で迎えたいよね

東北復興のチャリティーもこの試合の趣旨の一つだから

僕たちは皆を忘れていない事を伝えたい

日本人は冷たいっていうイメージは持って帰って欲しくない

国立で1万人とかだったら恥ずかしいよ」






結果18,000人弱。満員には程遠かった。でもこの日足を運んだ17、703人は6月4日のW杯最終予選に負けないくらい「サッカーの楽しさ」を実感できたのではないか。

次回はスタンドを埋め尽くした中でのプレーを期待したい。