読み書き英語ですよ

読み書き英語ですよ

はいはい静かにして!

書きますよ、読みますよ。



綴ってみれば楽しい教室日記

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ひさ~~~しぶりに難解な読み応えがある原書を読破。
そして、
こんなに「訳本」の有り難味を味わったのもひさ~~しぶり。

加齢のせい、にはしたくはないものの、
どうも「根気」というものが低下しているのか、
「訳本」があるという「安心感」からなのか、
ついついページをめくってしまいました。

アルフォンソ・リンギス
何も共有していない者たちの共同体
野谷啓二 訳/堀田義太郎・田崎英明 解説
発行元 : 洛北出版
四六判 ・ 上製 ・ 288頁
2006年2月発行


読み書き英語ですよ-何も共有していない者たちの共同体
読み書き英語ですよ-The Community of Those Who Have Nothing in Commo


「言葉」を使って考える、という行為。
そのために逃してしまう「noise」。
「言葉」で考えるのでは表現しつくせない「世界のざわめき」

「世界のざわめき」の章・・
言語とは単に、私たちの経験を同等で交換可能なものとして扱えるようにする
「人間の約束」によって制定された一つのコードではなく、
むしろ、自然のざわめき――動物の、最終的には、
存在し反響するすべての物のざわめき――から生じるもの

言語というコードを鳴り響かせるとき、私たちは、
人間の解読者とだけではなく、自然界が奏でる歌、不平、雑音とも意思を疎通させる・・・・

「死の共同体」の章・・・
人が死にゆく人と形づくる共同体を考察

    ・・・・・序文

 私たちと何も共有するもののない――人種的つながりも、言語も、宗教も、経済的な利害関係もない――人びとの死が、私たちと関係している。この確信が、今日、多くの人びとのなかに、ますます明らかなかたちで広がりつつあるのではないだろうか? 私たちはおぼろげながら感じているのだ。私たちの世代は、つきつめれば、カンボジアやソマリアの人びと、そして私たち自身の都市の路上で生活する、社会から追放された人びとを見捨てることによって、今まさに審判を受けているのだ、と。





書籍詳細はこちらhttp://www.rakuhoku-pub.jp/book/27028.html#mokuji

ゆとり教育、とやらが撤廃された学校教育。
そして、時期は実習生がやってくる頃。

前期中間試験が始まり、そして、例外を除いて終わりました。

今までの「ゆとり教育」だと
「え!?ここまでしか習ってないの?」でしたが、
今回は
「え!?たいへん!ここまで出るの??」

「で、習ったの?be動詞のこと」


と言う具合に、アレヨアレヨと言う間に進んで、
今ではもう一般動詞を習い始めました。

なんの驚くことはない、
ずっとずっとそうだったじゃない、
二学期制になる以前では当たり前の範囲。

だのに、なんでこんなに違いを感じるのでしょうか?

教える方もすっかり「馴染んで」しまった「ゆとり」
アルファベットさえ覚えていればいいのよ・・・
なんていうような中間試験の数年(新一年生には)

所謂、塾の先生がこうなんだから
学校の先生なんか、もっと、アタフタしたことでしょう・・

なんだったの?ゆとり教育。

「ゆとり世代」という言葉まで生まれた「ゆとり教育」

ついこの間まで「ゆったり」と学校へ行っていた子供たち、
いきなり「詰め込み」され始めたって・・・・

いつの時代にも国の政策に翻弄されるのは子供たち、

むの たけじ氏の著書 詞集 たいまつ〈1〉 (評論社の新書 (114))
このような「詞」があります。

・・・・・某国の文部省=教育審議会なるものは、
 学校教育の内容と方法について、
 へたなファッション・デザイナーのように数年ごとに
 模様替えを繰り返している。
 それは教育とは無縁であるどころか教育に敵対している。
 青少年をいじくりまわして虐待しているにすぎない

 -評論社/詞集たいまつⅣー

DVD[不都合な真実]を再見したおかげで
「読むハメに陥った」のが

Hanging Chads: The Inside Story of the 2000 Presidential Recount in Florida

読み書き英語ですよ-不都合な真実
読み書き英語ですよ
読み書き英語ですよ-hanging chads
2000年11月8日、フロリダ州の選挙局は、ブッシュが投票の48.8%を得ており、1784票の差で勝っていると報告した[2]。この票差は投票数の0.5%未満であったので、州法[3]で必要とされている、機械による自動的な票の数え直しが行われた。11月10日、機械による数え直しが一つの郡を除き完了した時点で、ブッシュのゴアに対する票差は327票にまで減っていた[4]。フロリダ州の選挙法[5]によれば、候補者は郡に対し手作業による数え直しを要求することができ、ゴアは四つの郡(ヴォルジア郡、パームビーチ郡、ブラワード郡、マイアミデイド郡)での手作業による数え直しを求めた。これらの4郡は要求を認め、手作業による数え直しを開始した。
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%AF%BE%E3%82%B4%E3%82%A2%E4%BA%8B%E4%BB%B6

米国中間選挙は民主党が圧勝,電子投票システムは不信任?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20061115/253843/

政治経済などというものは、とんでもなく苦手な分野。
自国日本の政治さえ「ふ~~~ん」というほど「???」が多いのに、
他国米国の大統領選などというものは、どちらかというと、チンプンカンプン。

学生時代にアメリカの建国史をかじり、「アメリカ、アメリカ」
と言ってた割には、ほとんど、まるで、に近いぐらい理解の範疇を超えています。

だのに、大枚をはたいてAMAZONで買ってしまった本。

インタビュー形式だったので、まだ読めたものの、
ずいぶんと時間がかかってしまって、
読み終えた頃には、なんと、DVD[RECOUNT]が出ていました。

これは面白かったですし、まだ、わかりやすかった(笑)

アル・ゴア氏の「不都合な真実」
これは実は例の選挙戦のことを言いたかったのだ! そっかぁ~!!

なんとも自分勝手に解釈をしてしまったわけですが、
たまには、ほんのたまには、こういう本に「手を出す」のもいいかも。

でも、高価なハードカバーの本、多分、二度は開かないだろうな。


All that we love, deeply
  becomes a part of us
.


読み書き英語ですよ-1
もう30年を優に越える本。

カリフォルニアはサンノゼに居た頃、
ホストファミリー宅のリビングルームにあった本です。

あまりに素敵な写真とポエムに心を奪われ、
学校から帰っては開いて読んでいました。

そんなある日のこと、
部屋に帰ってびっくり。
机の上に真新しいこの本がリボンをかけられ置いてあったのです。




読み書き英語ですよ-2

ときは70年代です。
ヒッピー発祥の地バークレー(UCB)はまだその雰囲気を残していて
学生たちのエネルギーもすこぶるartistic。

スティ先の長女はチアリーダーで当時スタンフォードを目指していました。
ママさんはadaptionの仕事をしていて、
仕事先の事務所に何度か連れて行ってくれましたが、
それはそれはもう夢のような世界でした。

そんなママさんが毎日読んでいた私のために買ってくれたこの本。

「詩の暗唱は大切」と言っていましたっけ。


あの日以来、いつもそばに置いてあって、
思い出したようにそのページをめくる本。

思い出したようにAMAZON でサーチをかけてみたら、ありました。
http://www.amazon.com/Love-Attitude-Walter-Rinder/dp/0912310030/ref=sr_11_1?ie=UTF8&qid=1242479806&sr=11-1



マイビデオを眺めていて見てみよう、と思ったのがこれ。
ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」

読み書き英語ですよ-理由なき反抗
1955年の映画なので見たときはいわゆる「リバイバル上映」
「エデンの東」に続くJ・ディーンの主演第2作。
赤のスウィングトップにブルージーンズというディーン、
まさに伝説的なイメージでした。
両親との交流の不在から非行に走る
多感で繊細な17歳の少年ジム(ジェームス・ディーン)。
度胸だめしのチキン・レースを強要されて参加して
暴走少年グループにことごとく挑まれた転校生の彼。
勝負には勝つものの車ごと転落するという相手の事故、
警察に追われる身となるジム、そして・・・・。
少年時代特有の孤独感、それに相反するような気骨、と、若さゆえの不甲斐なさ。

当時、彼以外のはまり役は考えられないほどでした
その映画の原作をだいぶ年月を経て読んだものでした。
読み書き英語ですよ-REBEL WITHOUT A CAUSE
サリンジャーの「ライ麦畑・・・・」と同じように、
年月を経て読んでも、もう共感も感動も覚えないのと似通っていて、
ペーパーバックとしては高かったこの本も一度きりの日の目をみただけでした。

でも、映画は違う見方ができて、見返してみて「原点」に戻る思いでした。

まず、英語が今頃の映画のセリフとはちがうのですよね。

とてもきれい、セリフが文章になっている・・・・
なんて言うとヘンですが、単語の並びではなく文章なのです。

原書の文がそのままセリフになったような・・・・

「mama's English」などと言われてしまうほど
「正統的」な英語でしか会話ができない身には嬉しいかぎり。

「ホレ、これが英語なのよ」と言いたくなるくらいです。

言葉の乱れは世界的な傾向ですけど、
アメリカ映画に登場する若者が「こういう英語のセリフ」を喋っていた、
そういう時代も本当にあったんよ、実生活でもそうだったんよ、

見せたい、読ませたい、こういう英語が使われていた時代のアメリカを・・・

そう思う懐かしのひと時でした。

読み書き英語ですよ

新学年が始まって2週間、
今は家庭訪問週間とやらで時間割も不規則。
新中学生は仮入部で部活を体験中。「くたびれた~~~」
「疲れた~~~」「ねむた~~~い」

そろそろ「五月病」が出始める頃かな・・・

「ゆとり教育」世代が社会に出始めた年、
「ゆとり教育」は廃止されて新学習要綱で始まった新学期です。

今まで4時間だった曜日が5時間になり、毎日6時間授業。
五時間授業なんてなかった小学一年生には週一回の五時間授業。

なんなのよ・・・・

あれほど「ゆとり、ゆとり」といっておきながら、
学力低下を危惧して撤廃して「学力重視」なんて。

親と旅行する際には欠席とはみなさず「社会勉強」とかいって
公然と欠席しての旅行を認めていたくせに・・・

そんなことを許していたら学力が低下していくのはわかってるではないの・・・
学校で勉強しなかったら塾通いが増えるだけで、
学校は教育の場ではなくあるのがわかっていたのに・・・

教員が公務員化されて先生は事務職と等しいくらいに、
ペーパー作業に追われている、と言われて久しいですけど、
今回の「ゆとり教育廃止」で一番困っているのは「先生」ではあるまいか?

まあ、我が子も学校を終えたことだし、
我が寺子屋はゆとり教育であろうがなかろうが影響を受けないし、
個人的ポリシーとしても何ら変わらない「英語教育」

あーだこーだとお役所仕事に影響されるのは
他ならぬ「未来を担っていく次世代」たち。
少しはその子供たちを大切にしないと日本という国自体が危うくなるのでは・・・

まあ、それもいっかーぁ、その頃には死んでいるかな?
いやいや、まさかぁ、まだまだ・・・

あーあ、たいへんな世の中になっていく・・・・




同じDVDを何度も見るので「お買い得」が出ると、ついつい買ってしまいます。
今、買いたいなぁ・・と思っているのは「in her shoes」

映画のワンシーンがとても好きなのです。詩集を読んでいるこのシーンが・・・
読み書き英語ですよ-in her shoes

こういうシーンは「きっと忘れない」という映画でもありました。
読み書き英語ですよ-きっと忘れない 浮浪者サイモンの臨終の時に詩を輪読するのです。
サイモンが好きだった「ホイットマン」の詩を。
もう一本の映画はシャーリー・マクレーンの「夕べの星」
この作品中では「詩集」ではありませんが、
やっぱり本を読んであげるシーンがあって、
この大好きな日本の映画を観てからというもの、
息子たちに「遺言」したりしたものです。
「最後の時には詩集を読んでね」と。
いささかミーハー的なノリですが・・・英語の詩を聞きながら、なんていいじゃない。


で、「in her shoes」の中での詩集「E.E.Cummings」
先日このカミングズの訳書をみつけたので、また原書を読んだのです。
で、原書を読むと「あのシーン」が蘇ってきて、DVDをみたいなぁ・・・
読み書き英語ですよ-カミングズ詩集
 読み書き英語ですよ-蔵書 映画の中での詩がどれなのか、探すのにちょっと苦労しました。
後で検索してみたら、なんてことはない、すぐにわかりました(・・。)ゞ

私が持っているこの詩集では92ページ、ずいぶんと終わりのほうでした。
タイトルは「 i carry your heart with me 」

カミングスの詩は「I」が小文字で表記され
http://ja.wikipedia.org/wiki/E%E3%83%BBE%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9

このWikiに書かれているように「語・語のパート・句読点がページ中に散らばった、
印刷的に華麗なスタイルを特徴としていた」 なのですが、
「i carry your heart with me」はその特徴はあまり感じず、
自由詩型ではあるものの、「単語の点在」はありません。

詩の輪読、これは本当に素敵なのです。

「愛」や「自然」をテーマとし「個と全体」「個と世界」の関係を綴った詩、
カミングズの詩を聞きながら「あちら側」へ逝く・・・・
ホイットマンの詩を聞きながら「あの日」に思いを馳せる・・・いいですね、こういうお終い方。


中学生になると必ずもらう教材の一つ「ペンマンシップ」
ここの地域では「New Horizon」を使っているので、
それに準じたペンマンシップ。

読み書き英語ですよ-ペンマンシップ


このペンマンシップって必要でしょうかね?

今時の子の今時の言葉を借りて言うなら「ウザイ」かな?

驚くのが、英語のペンマンシップなのに、
ローマ字で書きましょう、なんていう頁があること。

ローマ字と英語綴りは違うのに、何で、今更ローマ字を書かすかなぁ?

ローマ字は小学校4年生で習うのですから、中一で、それも英語教材に
再び取り出すなんて・・・・意図するところは何なんでしょうか。

提出を余儀なくされるからしないわけにはいかない、
でもアルファベットを卒業した子には、この上なくどうでもいい教材なのです。

むか~~しと違って塾へ行っている子のほうが多い時代、
ほとんどの子がすでにアルファベットは卒業しているのに。

どうにかなりませんかね。


Louis Sachar(ルイス・サッカー)という作家が気になりながら
ずいぶんと後回しにしてきました。 が、今回の教材選びでやっとチョイス。

なんで後回しにしてきたかというと、
じつはとても「へそ曲がり的選択」、AMAZONでいつもTOPだったのです
読み書き英語ですよ-HOLES でも、それでも、チョイスしたのはベストセラーブックではなくこちらの本
読み書き英語ですよ

とはいっても、こちらも「多読」では大変人気があります。

とてもアメリカンなペーパーバックで挿絵は、「ア・メ・リ・カ~~ン」
読み書き英語ですよ わら半紙のような髪質が手触り良く、気兼ねなく読める、って感じかな。

タイトルは Alone in His Teacher's House
Marvin Redpostシリーズの#4です。#1からチョイスしないのが私流?
これも当然のように訳本があって邦題はこうなってます。
内容もタイトルどおり、「僕」と「犬」と「先生」のお話です。
読み書き英語ですよ
 この作者Louis Sachar(ルイス・サッカー)は
1954年、ニューヨークに生まれ。
カリフォルニア大学、サンフランシスコのロースクールで学んだ後、
法律関係の仕事をしながら執筆を続けるが、1989年から執筆活動に専念。
1998年の“Holes”(『穴』(講談社))で全米図書賞、ニューベリー賞などを受賞。テキサス州在住
(AMAZONデーター)

年代も同世代、UCBにも在籍したことがある、ということで、
あまりにも親近感を持ってしまっていたので、ついつい、パス、パス、パス。

でも、いったん読み始めたら、その軽快なテンポで展開する
ストーリーにやみつきになりそうです。

「HOLES」を手にするにはそうそう時間がかからない予感もします。が、
片や、これでおなかいっぱいになるような気もしたり・・・

ちなみに映画化されているのでDVDで終わらすのも「手」かもしれませんが・・・

読み書き英語ですよ-HOLES DVD

やっと終わった春休み。そして、新学期。

「せんせい、学級委員になれなかったからネームに穴だけ」
「そりゃそうや、一回なったけん」

二年生になって学年バッジは②
でも、布製のネームには穴だけ・・・・

うーーん、気持ちは痛いほどわかるよ。

一学年上がって筆箱まで新しくなった姉妹。
初日らしく制服もきれいで、何だかすがすがしい笑顔。
まだ、「疲れていない」のですよね、始業式だけだから。

「火曜日が6時間になった」
「水曜だけが5時間で後は全部6時間」

そうですね、学年があがれば授業数も増えるし、大変やねぇ。

「お母さんのお迎えが忙しくなるんよ」

最近では車で学校の送り迎えもめずらしくはなく、
まるでアメリカみたいです。
ついでに黄色いスクールバスでも走らせば、そこはもうアメリカ。
なんていう時代になってしまって、驚いていたものでした。
が、当のお母さん、「そうなんですよ。二回往復しないとね」
と当たり前のように云ってました。

新学期、新学年、本も新しくしようかしら・・・ね。